カンナは、夏のガーデニングとしては最適な花です。カンナは、花期が長いので花が咲くと数か月は観賞できます。花が咲いている時期は、多少手入れも必要ですが、他の植物と比べると育て方の難易度はかなり低めで、初心者の方でも育てやすいです。

そこで、カンナの種の時の育て方と、失敗しないコツなどについてご紹介します。

 

カンナの種の時の育て方!失敗せずに花を咲かせるコツとポイント!

カンナ 種 育て方

種を手に入れたら、育苗ポットをいくつか購入して用意しておきましょう。残った種は、冷蔵庫に保存しておけば翌年の栽培に植えることも可能ですが、多めに種まきしておいて、苗から育てていけば安心です。

種まきの時期は、4月から5月にするのが適しています。カンナの種は、もともと殻が固いため発芽率は良くありません。あまり気温が低いと発芽しにくいです。カンナの発芽に適している温度は高めの20℃~25℃です。この気温を目安にすると4月中旬頃からがいいかもしれません。

種は、しっかり隠れるように土を被せます。後は、土が乾かないように水やりを行い、暖かい場所で育てるようにします。カンナは、あまり日が当たらない場所で育てると花立が悪くなります。必ずよく日があたる場所を選ぶことが、上手な種からの育て方のコツです。

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地植えをする場合は、よく日が当たると同時に水はけが良い場所を探すようにしてください。順調に育てば、種を植えてから7日から10日ほどで芽を出し始めます。そして、本葉が2枚から3枚になったら、種をまいた中で、もっとも生育の良いカンナを選んで育苗ポットに植え替えます。

この時に使う用土は、ピートモス入りの土です。ポットに植えたカンナの種から根が出て、ポットに回るくらいまでしっかり生長したら鉢植えに植え替えましょう。植え付ける時は、ゆっくりとした効き目のある緩効性化成肥を土に混ぜておいて、9月頃までは、1ヶ月に1回は植え付けた時の肥料と同じものを与えていきます。

水やりは、鉢植えの土の表面が乾いたのが確認できてから、水をたっぷりと与えるようにします。カンナは、よく日が当たる場所と、たっぷりの水やりをするのが大切なポイントです。地植えの場合は、水やりをしなくても土の中に水分が含まれているので、乾燥した日が続いたら水やりする程度にしてください。花が咲いた後は、花が枯れたままにしておくと、球根に栄養が行き渡らないので切り取るなどして取り除いておきましょう。

 

まとめ

カンナは、病害虫の心配がほとんどなく、日当たりがよければ力強く咲いてくれるので、初めての花の栽培には適している花といえそうです。では、カンナの種の時の育て方のポイントをまとめました。

・種まきの時期は、4月から5月

・カンナの発芽に適している温度は20℃~25℃

・種が隠れるように土を被せ暖かい場所で育てる

・使う用土は、ピートモス入り

・効き目のある緩効性化成肥を土に混ぜておいて、9月頃までは、1ヶ月に1回与える

・水やりは、鉢植えの土の表面が乾いてから

・地植えの場合は、乾燥した日が続いたら水やりする

 

花壇に余裕があるなら、カンナと他の花と寄せ植えもしてみてはどうでしょうか。他の花とのコラボでもカンナは楽しませてくれますよ。