バラの芽接ぎは挿し木などでは増やすことの難しい種類であっても、活着率の良い方法で知られているそうです、また、根の張っている台に接ぐため、成長が早いそうです。
そのように、メリットの多い芽接ぎですが、どのように行うのでしょうか。芽接ぎの方法について調べてみました。
バラは芽接ぎはどうやるの?その方法は?
まず、作業をするにあたって準備するものですが、ナイフとテープが必要になります。ナイフと言っても、いろいろな種類がありますが、使いやすいものというと、芽接ぎ用の平刀があるそうです。
カッターナイフなどでも作業自体はできるそうなのですが、この平刀があると作業がやりやすいそうです。
また、テープですが、芽接ぎ用のフィルムテープがあると便利なようです。このような商品は、伸ばすとテープ同士がくっつくようにできていて、ピッタリと密着させることができます。
また、芽に被せて巻いてもフィルムを破って芽が出てくることができ、時間が経つと自然と劣化するため、外し忘れることがないようです。
さて、実際の芽接ぎの方法ですが、まずは丈夫な台木を確保しましょう。接ぎ穂は、水挿しして十分に水揚げを行います。芽の下の1〜2cmほどの場所から薄く削ぎます。
台木の根本にTの字に切り込みをいれ、皮を剥きます。この部分に、芽接ぎを行う穂を差し込み、余分な部分を切り落とします。その後、密着させて、テープで固定します。
バラの芽接ぎの適期はいつなの?
接ぎ穂は、花が終わって1週間ほど経ったものが良いそうです。早いと芽が充実しておらず、遅いと芽が動き出してしまうそうなので、このタイミングが良いそうです。
そのため、芽接ぎの適期としては、9月ごろから11月ごろまでが良いとされているそうです。霜が降りるようになったら行うことができないそうです。
まとめ
バラを増やしたいときなどに、芽接ぎという方法を行うと、安定的にバラを増やすことができるそうです。作業自体はそれほど難しくはないそうで、丈夫な台木に増やしたい芽を密着させ、台木の活動を利用して、目的のバラを育てるそうです。
活着率の良い方法のようなので、バラを増やしたいときには、ぜひ挑戦してみると良いかもしれませんね。