いかにも南国育ちと思わせる真っ赤な花のような仏炎苞を付けるアンスリウムは、熱帯アメリカが原産の植物です。コロンビアなどのジャングルのようなところで自生していて、夏の暑さにとても強い性質があります。

そして日本でも人気のアンスリウムは、多くの人が観葉植物として育てています。育て方が特別に難しくないのですが、慣れる前は夏や冬の育て方を間違えるかも知れません。

 

真夏のギラギラした太陽がよく似合いそうなアンスリウムですが、実際は夏の強すぎる日差しが苦手なので、真夏に直射日光を浴びる場所で育てると葉焼けします。アンスリウムは西日でも葉焼けするので、直射日光が避けられる場所を選びます。

アンスリウム 葉焼け 対処

【アンスリウムの葉っぱが葉焼けした!どう対処したらいい?】

熱帯アメリカが原産で、グァテマラやコロンビアのような熱帯地方にアンスリウムは自生しています。その品種は600以上もあり、それぞれ違う個性があることもこの植物の魅力です。

 

熱帯で育つ植物は夏の暑さにとても強い性質がありますが、アンスリウムは日差しに強くありません。自生している場所は大木の陰のような日陰になる場所を選んでいて、自然に葉焼けするのを避けています。

 

日本の夏も昔に比べて高温多湿になりました。高温で空気が多湿の環境は、アンスリウムが喜びます。しかし強い日差しでは葉焼けをするので、アンスリウムの鉢は日陰に置きましょう。

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葉焼けは人の肌の日焼けと同じで、急激な葉の温度の上昇で表面が焼けています。葉焼けをした部分は黄色や茶色などに変色し、その部分の細胞は壊れています。株全体の葉っぱが葉焼けすると、光合成ができなくなり枯れます。

 

もしも直射日光が直接当たる場所に数時間アンスリウムを置いてしまったら、葉っぱはいくらか葉焼けします。もしも葉焼けしたら、鉢を日陰に移します。葉焼けした葉っぱは全体が焼けていなければ、切り取る必要はありません。必要なくなれば、自然に新しいものと生え変わります。

【まとめ】

熱帯地域の植物でも、直射日光に弱い植物があります。

その一つがアンスリウムで、真夏の直射日光に数時間あたるだけで葉焼けします。葉焼けしたらすぐに日陰に鉢を移し、新しい葉っぱに自然に生え変わるのを待ちましょう。