埼玉県の西部に位置する秩父は、山に囲まれた美しい景観を堪能できます。季節を通してさまざまな自然と触れ合うことができ、そのなかでも早春の秩父を彩るのがカタクリの花です。

 

春の妖精と呼ばれるカタクリが開花し見頃になるのは一般的に4月から5月とされていますが、秩父ではどうでしょうか。ここでは、秩父の開花時期とおすすめのスポットについてご紹介します。

秩父 カタクリ 開花

【秩父のカタクリの開花と観光スポット】

秩父地方のカタクリが開花し見頃となる時期は、3月下旬から4月上旬・中旬にかけてです。また、秩父にはカタクリの群生地が点在しており、群生地の近くには美しい自然や文化に出会える観光スポットがあります。

 

長瀞かたくりの郷(埼玉県秩父郡長瀞町岩田)

 

約30万株のカタクリの花が咲き誇る長瀞かたくりの郷。カタクリの花が織り成す壮観な景色は、3月下旬から4月上旬までが開花の見頃です。秩父鉄道樋口駅から徒歩で15分ほどの場所に長瀞かたくりの郷あり、郷の近くには人気の観光スポット長瀞渓谷があります。

 

カタクリ花を見た後に、長瀞川下りしながら国の特別天然記念物・長瀞岩畳を鑑賞してみてはいかかでしょうか。

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弟富士カタクリ園(埼玉県秩父市荒川日野)

 

秩父鉄道「武州日野駅」を下車、徒歩5分ほどにあるカタクリの群生地が弟富士カタクリ園です。武州日野駅の裏側に位置し、駅からカタクリ園まで遊歩道が整備されています。カタクリ開花の見頃は3月下旬から4月中旬まで、春の妖精や春のはかない命、スプリングエフェメラルと表現されるカタクリの可憐さ鑑賞に、一度訪れてみてください。

 

 

自動車で訪れる場合にはカタクリ園近くにある、「道の駅あらかわ」の駐車場利用が可能です。そばの里として知られる秩父市荒川地区、道の駅あらかわでは、そばをはじめとする、地元の旬な食材を使用した料理を楽しむことができます。

 

カタクリ園を鑑賞した後は、観光スポット秩父さくら湖にも足を延ばしてみましょう。浦山川の上流にある人気のスポットです。湖にある巨大な浦山ダムは圧巻の光景です。

【まとめ】

ここまで、秩父の開花時期とおすすめのスポットについて紹介しました。秩父のカタクリの開花時期は、3月下旬から4月上旬、中旬にかけてが一般的です。秩父でカタクリが開花する場所には、鑑賞と同時に楽しめる観光スポットがあります。

 

長瀞の川下りをしたり、絶品のそばに舌鼓を打ったりと旅や観光を満喫できます。