東京都瑞穂町は豊かな自然に恵まれた街です。武蔵野の自然と風土に育まれ、お茶やシクラメンの生産地としてご存知の方も多いのではないでしょうか。東京にある緑のオアシスともいえる瑞穂町はカタクリが群生する街としても有名。その絶景スポットがみずほきらめき回廊にある「さやま花多来里の郷」です。

東京 瑞穂町 カタクリ

【東京都内最大級・瑞穂町のカタクリ群生地】

東京都瑞穂町にある「さやま花多来里の郷」は、約3,000平方メートルの斜面一面に20万株以上のカタクリが咲き誇る都内最大級の群生地、カタクリの見頃は、開花状況にもよりますが例年3月中旬から4月上旬です。

 

白色のカタクリの花があるというと驚かれる方もいるでしょう。カタクリの花というと淡い紫色の花が一般的ですが、数万株に1株というとても珍しい割合で白色の花が咲くことがあります。

 

東京都瑞穂町の「さやま花多来里の郷」は2012年のオープン以降、カタクリが白い花を咲かせたこともあるして知られています。チャンスがあれば、白いカタクリの花と出会うことができるかもしれませんね。

 

花多来里の郷(かたくりのさと)は、楽しめる「花」が「多」い、「多」くの「来」客がある「里(郷)」の意味を持ち、公募により決められました。もともと、花草を育成していた個人所有の土地でしたが、瑞穂町が買い上げて公園という形式にしています。

 

カタクリが咲き誇る「さやま花多来里の郷」をはじめとする回廊には、有形文化財の「紙本着色観心十界図」が所蔵されている円福寺や狭間神社、吉野岳地蔵堂などの歴史的建物があり、多摩川50景にも選ばれた狭山池公園などの絶景ポイントもあります。

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瑞穂町の「さやま花多来里の郷」へのアクセスは、新宿駅からJR中央線「八王子駅」経由、JR八高線「箱根ケ崎駅」下車。徒歩15分ほどです。車を利用の場合は、中央自動車道「八王子インター」より約12キロメートル。圏央道から向かい場合には「青梅インター」より約3.5キロメートルです。

【まとめ】

東京都内随一の大きさを持つ瑞穂町のカタクリ群生地「さやま花多来里の郷」。20万株以上のカタクリが咲く姿は絶景そのものです。見頃となるのは3月中旬から4月上旬、早春の瑞穂町を訪れてはいかかでしょうか。