カトレアには花の形もそうですが、花の色のバリエーションが多くあります。またカトレアには、多くの種類が存在しており、花の色にも得意、不得意があるようです。

カトレア・マキシマの多くはピンク系の花が多いといわれています。それでは、セミアルバとはどんな色の花をつけるのでしょう。

今回はカトレア・マキシマ セミアルバの花の色と特徴について紹介します。

カトレア・マキシマ・セミアルバは何色の花を咲かす?特徴は?

カトレア マキシマ セミアルバ

カトレアの表示方法

カトレア・マキシマ・セミアルバの表示ですが、カトレアとは、属名で、マキシマは種名です。セミアルバは花の色を表します。

カトレア・マキシマの特徴とは?

カトレア・マキシマには2つのタイプがあり、山の方で咲いていた種類と海岸近くで咲いていた種類とがあります。

ひとつはマウンテンタイプといって特徴としては、背丈が低く、太いバルブ(茎のようなもので、栄養を蓄える部分)で、花の色は濃い方ですが、花数は少なくなります。

もう一つは海岸に近い地域に咲くコースタルタイプです。このタイプの特徴は、背丈が高く、茎が細く、花を多く咲かせることです。

個体によっては10花以上咲かせるものもあります。ただし、マウンテンタイプと比べると色が薄くなります。

また、カトレア・マキシマ2つのタイプの共通の特徴としてはペタルとセパル(萼片)の太さが大きく違うこと、セパルが少し前かがみになる個体が多いことです。

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カトレア・マキシマ・セミアルバの特徴は?

セミアルバとは、紅白系という意味を持ちます。花の中に赤と白が入っているということになります。

カトレア・マキシマ・セミアルバの花の特徴としては、ペタル(花弁)の葉脈が赤く色づいていることです。

(個体によってはほとんど見えないこともあります)また、開いた白地のリップに紅色の筋が通り、リップの中心にはまっすぐな黄色のラインが通っていることです。

まとめ

カトレア・マキシマはエクアドル、コロンビア、ペルーを原産とするカトレアの原種です。一般に植物の原種の花はあまり派手なイメージはありませんが、カトレア・マキシマセミアルバは、これが原種かと思わせるほどの華やかさを持っています。

自然の中であの美しい配色をどのように導きだしたのか、とても不思議です。