球根から育てて春に花が咲く植物は、チューリップが良く知られています。チューリップは春になると公園や住宅の庭などあらゆる所に咲いていて、誰でも簡単に育てられるイメージがあります。しかし実際に育てると水に弱く咲いた花が強風で傷み、園芸初心者向けの花ではありません。
そこで初心者の人が春の花を選ぶなら、アネモネがおすすめです。アネモネはチューリップと同じ時期に植え付けをして、同じ春にきれいな花を咲かせます。そしてチューリップよりも丈夫でお世話に手がかからず、1個の球根から複数の花が咲きます。
これから初めてアネモネの球根を買って育てようとしている人のために、アネモネの球根の値段や大きさについて紹介します。
【アネモネの球根の値段はいくらくらい?】
アネモネの花は一重咲きや八重咲きなどがあり、色も鮮やかな赤や青紫があれば白や淡いピンクなど様々あります。球根を買って植え付けている時には、何色の花が咲くかわかりません。いくつも球根を植えて咲いた時にはとてもカラフルでその場が明るくなり、写真うつりの良さはチューリップよりも上かもしれません。
気温が下がった秋に植え付け、早い品種では2月頃から咲くものもあります。そして手入れが簡単で放っておいても花を咲かせてくれるので、園芸初心者の人におすすめしたいお花です。
そしてアネモネのもう一つの良い所は、コスパが高いことです。アネモネの品種にもよりますが、球根はホームセンターで300円~500円で売っています。しかも10個や30個などまとめて売っているので、1個の球根の価格は100円未満の事もあります。
【アネモネの球根の大きさは?】
アネモネは種類によって花の大きさが違います。山野草のように10cm程度と短く花が一重で小さいものもあれば、丈が40cm以上もある八重咲きの物もあります。
どの種類を選ぶかによって球根の大きさも違いがありますが、初めてアネモネを育てるのであればホームセンターに売っているカラフルミックス等の球根がコスパも良くて育てやすいのでおすすめです。中には球根が複数入っていますが、だいたい大きさは1cm~3cm弱位と小さめです。
【まとめ】
アネモネに馴染みが無い人も、春にカラフルに咲き乱れるアネモネの花を見ると、その美しさの虜になります。庭でも鉢植えでも育てやすく、園芸初心者でも安心して育てられます。そして多年草のアネモネは、球根をそのまま植えておくと翌年またきれいに花を咲かせてくれます。