早春のさわやかな風が吹くころ花を咲かせる「アネモネ」ですが、その名前はギリシャ語の風を意味する「anemos」に由来すると言われています。古くから、神話や伝説などにも多く登場しています。花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」などネガティブなものが多いですが、花の色によっては素敵なものもあります。赤いアネモネは「君を愛す」、白いアネモネは「期待」「希望」「真実」,ピンクのアネモネは「待ち望む」
青いアネモネは「堅い誓い」などです。南国をイメージするような大きな花びらが特徴的です。花びらの色も多彩でグラデーションになっていたり、見た目も華やかですので、ブーケとして人気があります。では、アネモネのブーケはどのくらいで作れるのでしょうか? アネモネのブーケの値段を調べてみました。
アネモネのブーケの値段はどのくらい?
ブーケで特に人気なのは、ウエディングでしょうか。これからの二人の前途を祝うという意味でも白色や青色のアネモネのブーケは素敵です。レストランウエディングのような、アットホームな場では、少しカジュアルなブーケが似合います。3000円程の予算で間に合いそうです。トスブーケや披露宴に使用するのであれば、5000円程でしょうか。挙式や披露宴の定番ブーケは「白色のアネモネ」ですが、ゴージャスに作ってもらうと1万円~4万円程と幅広いです。バラやガーベラなど他の花も入れて、バリエーションも豊富にすると、値段も変わってきます。ウエディングの他にも、発表会、謝恩会、成人式、卒業式、誕生日会、出産祝いなどいろんな用途に使えます。アネモネは赤、白、ピンク、青、紫など花色も豊富ですので、贈る相手の年齢、性別、用途によって選んでいくといいでしょう。予算も決まっている場合は、リボンなどは自分でゴージャスにアレンジしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
アネモネのブーケを買えない時期は?
アネモネは春の花で、最盛期は3月から4月です。店頭では11月頃から5月くらいまで見ることができますが、真夏から秋にかけては、なかなか手に入りません。どうしても使いたいという方は造花を利用されることをおすすめします。夏秋を代表する「ヒマワリ」「ダリア」「バラ」などもブーケとして人気ありますので、アネモネの代用として使ってみるのもいいですね。特に「ダリア」は和装にも重宝されますので、秋のお茶の会などでも喜ばれます。
【まとめ】
アネモネのブーケの値段を調べてみましたが、用途や自分の予算に合わせて、お店の方に作ってもらうのがベストのようです。その時はメインにする花や、出来上がりのブーケの直径など大きさも明確に伝えておくと安心です。