清楚なイメージのスズランの花をお庭に咲かせてみたいと思っている人も多いはずです。スズランは暑さには弱いですが、寒さには強いので温度や環境によっては育てやすい花と言われております。鉢植えや地植えの方法もありますが、種からの場合だと花が咲くまでに時間がかかってしまうため、一般的には苗から販売しています。
では、スズランの苗の値段や販売する時期はいつ頃なのでしょうか?
スズランの苗の値段はいくらくらいなのでしょうか?
北海道や東北地方に多く自生するスズランの花ですが、小型の多年草でユリ科に属しています。苗の値段は様々あり、また品種によっても異なります。
ドイツスズランの一つである、「スズラン・フォーティンズジャイアント」は二ホンスズランよりも葉の高さと同じくらいか、それよりも高いところに花を連ねます。
ほどよい陰地で根付くと広がりをみせ、秋頃までその姿を楽しむことができます。また濃い葉はリーフプランツとしても見ることもでき、スズランの白さをさらに際立てせてくれます。
値段は二株で1700円くらいですが、一株なら700円前後で売られているところもあります。
他には同じくドイツスズランの「ハドウィッチホール」は、葉にクリーム色の覆輪がある葉と、ベル状に輝く花との色彩が美しく、人気がある品種です。香りも楽しむことができるので、魅力的なスズランの花です。
値段は「スズラン・フォーティンズジャイアント」と同じくらいです。
白以外の花を咲かせるピンクスズランですが、ピンクと言っても淡いピンク色の花を咲かせ、またその姿はさらに外にはねており、可愛らしいという言葉がぴったりなスズランです。
「ハドウィッチホール」と同じく芳しい香りが魅力的ですが、値段は「スズラン・フォーティンズジャイアント」や「ハドウィッチホール」よりも100円位高いです。
スズランの苗の販売時期とは?
春に咲く植物の販売は、一般的に開花時期を過ぎると徐々に枯れてくるものが多いです。
ですので、地域によって差はありますが、フランスの「スズランの日」にあわせて咲かせたいのなら、2月頃から遅くても3月頃にはホームセンターなどで探してみるのもいいかもしれません。
切り花としてお花屋で並び始めるのは、だいたいGW前あたりからだと言われていますが、いずれにしても、店頭に電話などで問い合わせをするのが良いでしょう。
まとめ
スズランは早春の花です。基本鉢花で流通することが多いですが、苗をお求めの場合は、予めお電話での確認や、予約などされることをお勧めします。