クレマチスには実に数百種類という種類が存在し、そんな多彩な原種をもとにさまざまな品種が作られています。花屋などの店頭でも開花した鉢が春先によく並んでいるのを見たことがあるかもしれません。

では、苗が出回る時期はどうでしょうか?また、苗の値段についても併せて紹介していきます。

クレマチス 苗 値段

クレマチスの苗の値段…相場はどれくらい?

クレマチスはその花の可愛らしさから人気が高いので、まずはこの花から始めたい!という方もいらっしゃるかもしれません。でもまず気になるのがその値段。どれくらいのものになるのでしょうか。

品種や大きさ、流通の経路からも違いが出てくるものですが、大体相場は1000円前後から2000円くらいが多いようです。また、原種のクレマチスですとそれよりやや高めの2000円台から3000円台、そんな原種の中でも特に希少種…例えば壺型のテキセンシス系になると7000円台や、それ以上もするものもあります。本当に色々な種類があるのですね。

スポンサードリンク

クレマチスの苗が出回る時期は開花よりも早い?

さて、話は変わって苗が出回るピークについてですが、ある流通データを参照すると3月頃だという情報があります。苗はクレマチスの植えつけ時期が始まるのに合わせて流通量がピークを迎えるということなのです。

苗から始めることで栽培のスタートから追うことが出来るので、じっくりとその品種を観察しつつ栽培できるという利点があります。もちろんまだつるも伸びていませんから、どういう形で伸ばすか、誘引の計画も含めてじっくり決められます。大抵店頭に並んでいる開花鉢はあんどん支柱に仕立ててありますから、その花の後に剪定して植え替え、誘引し直しをするのに一度つるを解く必要があります。つるが固いクレマチスはこの作業の時につるを折ってしまいがちですから、この手間とストレスが掛からない、という利点もあるというわけなのです。

【まとめ】

ひとくちにクレマチス、といっても、その形は本当に様々。咲いた花を並べてみてみても、「これとこれが一緒の品種なの?」と驚くくらいに花の形も色も実にバリエーションに富んでいます。切り花を愛でるのももちろん良いですけれど、せっかくですから、お気に入りの種類を見付けて、一度苗からじっくり育ててみるのも新たな魅力が感じられて良いかもしれませんね。