アメリカンブルーは開花期の長い植物であるため、苗が出回る時期も長期に渡ります。特にネットを活用すると、季節はずれの時期であっても、入手が可能な場合もあります。しかしその一方、アメリカンブルーは暑さには強いのですが寒さには弱い傾向があるので、同じ春といっても寒さを感じる早春は大丈夫かなど、少し神経質になってしまいがちです。

 

いったいいつごろが、アメリカンブルーの苗を植えるのにちょうど良い時期になるのでしょうか?

アメリカンブルー 苗 時期

アメリカンブルーの苗を植える時期

アメリカンブルーの苗を植えるのは、最低気温が摂氏15度以上になる4月頃から、梅雨に入る前の6月上旬までに行うのが、理想的です。

ただし、アメリカンブルーの苗が市場に本格的に出回りはじめるのはゴールデンウィークごろからなので、苗を植える最適期は、実質的には5月上旬から6月上旬ということになります。

 

苗を購入する他にも、自前で苗を用意する方法も考えられます。

冬越ししたアメリカンブルーの株から挿し木用の枝を取って増やしたり、大きくなりすぎた株を株分けしたりする方法です。

この場合、挿し木が可能なのは5月から9月、株分けの場合は3月から4月が適当な時期になります。冬越しをする際に挿し木をして、その状態で冬を越させるという方法もあります。

 

苗を植える際に使う土は、水はけがよいものを使います。初心者の場合、市販の草花用の土を使っても構いません。

自分で土を配合する場合は赤玉土7:腐葉土3くらいの割合が丁度よいです。庭などに直接地植えをする場合は、植える場所の土に、腐葉土をあらかじめ3割ほど混ぜ込んでおきます。

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鉢植えにする場合は、苗よりひとまわり大きなサイズの植木鉢を用います。地植えにする場合も、苗よりひとまわり大きな穴を掘って植え付けるようにします。アメリカンブルーの根は弱いので、根に付いた土を崩さずにそっと植えることをすすめます。

 

鉢植えにした場合も、地植えにした場合も、植え付けが終わったら、たっぷり水をやるようにするのを忘れてはいけません。

【まとめ】

アメリカンブルーの苗を植えるのに最適なのは、ゴールデンウィークのころから梅雨に入る直前の6月上旬までの期間です。最低気温が摂氏15度を越えることが、ひとつの目安になります。

 

それさえ気をつければ、アメリカンブルーは比較的育てやすい園芸植物のひとつです。