カランコエは短日植物で、昼の時間が短くなると花芽をつけます。
短日処理をすることで好きな時期にきれいな花を咲かせる事ができます。
ここでは、カランコエの短日処理の方法や時期について紹介していきます。
【カランコエの短日処理とは? 処理の方法や最適な時期について】
カランコエは、日照時間が短くなると花芽を付ける短日植物という種類に含まれます。
花を早く咲かせたいという場合には、わざと光を遮って開花を早める方法を短日処理という方法を行ないます。
具体的に「短日」で開花させるためには、1日10時間が確実に花芽がでる条件のようです。
昼の時間10時間というのは、日本の自然では12月と1月でしかありません。
時間や季節的にいうと、秋から冬に花芽が作り出され2月頃には花を咲かせるということになるのです。
実際には12時間以下になれば、花芽はできる可能性はあるようです。
このようなカランコエの性質を利用し、花の咲く時期をコントロールする事ができるということになります。
カランコエは、太陽の光だけでなく蛍光灯などでも昼と認識することがあります。
そこで、短日処理を行う方法として外で管理している場合には、夕方5時から翌朝の7時まで段ボールなどで覆って光を遮るという方法を30日~40日続けましょう。
約3か月後には花芽を付けてくれます。
室内で管理している場合には窓辺に置き、夜に人工的な光を当てなければ花芽はできるようです。
花芽ができてしまえばカランコエの花は開花するので、きれいな花を見る事ができるのです。
【まとめ】
カランコエは短日植物です。
日照時間が10時間くらいの場合、花芽をつけ数カ月先には花を咲かせる事ができます。
カランコに、光が当たる時間を調節することを短日処理といいます。
外で管理している場合夕方5時から翌朝の7時まで段ボールなどで覆って光を遮っていきましょう。
鉢ごとに短日処理を行う時期をずらすと年中きれいな花を見ることができます。