オシロイバナは夕方に咲く花です。夜から朝方にかけて咲くその花は、南アメリカ原産の一年草と言われております。遊歩道や公園、路地などでもよく見かけ、ポット苗としても手軽に入手できます。花弁を使った遊びも方もあり、お子さんも楽しめる植物です。

では、初心者でも簡単に栽培することができるオシロイバナの種まきとは、いつ頃なのでしょうか?

オシロイバナ 種まき 時期

オシロイバナの種まきの時期は?

オシロイバナの種は黒くて大きめなので、子供でも簡単に取ることができます。その種の中には、名前の由来ともなっている「オシロイ」という粉が入っているので、顔につけて遊んだりもできます。

その種を蒔く時期は、初夏を感じさせる5月頃から6月頃が適していると言われています。種まきの方法は黒い種を2,3個一緒に植え、そこから芽が出るのを待ちましょう。まっすぐごぼうのように根が伸びるので、植え替えはお勧めできません。よって、蒔くときはポットか直植えに蒔くのが望ましいとされています。

今年取った種を全部蒔かずに、種を来年まで保存したい場合には、水にはつけずにビニール袋や瓶に入れ、5℃~10℃位の場所に保管しましょう。冷蔵庫にいれても大丈夫です。

発芽した後はさほど管理などしなくても元気に育っていきます。手入れもあまり必要はありませんが、あまりほおっておいてしまうと1メートルまで生長していく植物です。直植えでの場合は生長しても、邪魔になることがないよう植える環境には注意しましょう。また、日当たりが良く、水はけが良い環境を好みます。半日陰でも育っていきますが、花付きや花色などにこだわりがある場合にはお勧めしません。色よい花を望む場合には日当たりが良い場所に植えてあげましょう。

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また、オシロイバナは乾燥にも強い植物です。水やりは土の表面が乾いたらたくさんあげ、極端にあげすぎないようにしましょう。

【まとめ】

オシロイバナは、寒い地域では一年草と言われておりますが、実は冬でも2℃~3℃の地域では地上の茎や枝は枯れても地中部は冬を越せます。そのため多年草とも呼ばれ、翌年に再び芽を出すと言われております。ですが、オシロイバナは毒をもつ植物です。遊ぶ際には口には入れることがないよう、大人と一緒に楽しむようにしましょう。植え替えでも素手で触ることがないよう、手袋などをするのが望ましいです。

楽しい遊びはもちろん、毎年様々な花が咲くオシロイバナを、栽培してみてはいかがでしょうか。