愛らしい姿が人気のキンセンカには、淡いクリーム色とブラウンのコントラストが人気のコーヒークリーム、優雅な雰囲気を味わえるゴールドビューティー、寒さに強いチーズトルテ、たっぷりの花びらが魅力のスターシリーズ等、様々な品種が売られております。
ほとんどのキンセンカは秋に種をまく秋まきとなりますが、品種によっては、また、栽培するエリアによっては、春に種をまく春まきになる場合もあります。春にまくメリット、デメリットについて、調べてみたいと思います。
キンセンカの種まきに最適な時期は?
春に種をまくのは、北海道等の寒いエリアだけでしょうか。こんな疑問がふと頭をよぎりませんでしたか?
キンセンカは通常秋に種をまいて、翌春に花を咲かせますが、北海道等の寒いエリアでは、その寒さから、秋に種をまくことができません。
ですから、北海道等の寒いエリアでは種をまくのは、春になります。寒いエリアでは、通常の種まきシーズンである秋を過ぎ、ようやく雪が解け始めた春に種をまきます。このことから、寒いエリアでは春に種を撒くことが推奨されております。ちなみに、キンセンカの発芽に必要な気温は、15~20℃になります。
実は、キンセンカの種は、春でもまくことができます。サルビアやマリーゴールド同様、春に種をまけば、夏に花を咲かせ、秋が終わる頃まで長く花を楽しむことができます。
春まき一年草という言葉を聞いたことはありませんか?
サルビアやマリーゴールドは、春まき一年草と呼ばれる花になりますが、それは、春に種をまいて、夏から秋にかけて花が咲き、冬には種になることから、そう呼ばれております。
発芽してから花が咲くまでの期間が短い花は、あまり大きくは育たないと言われますが、品種を選べば、たっぷりと大きな花を楽しむことができます。ご安心を。
まとめ
ある方の口コミに「11月、札幌の朝6時の気温は9℃。日中でも12℃。この気温でもキンセンカは元気に咲いている」とありました。こちらの方が種をまいた季節は、春です。温かい日を選んで、栄養たっぷりの培養土を使って、植えたそうです。
耐寒性の強いキンセンカ。雪が降る11月でも、元気にオレンジ色の花を咲かせていたとのことです。