赤と緑が映えるポインセチアは冬を代表する植物ですが、実は常緑低木で通年を通して鑑賞できます。

可愛らしいポインセチアですが、春から秋は屋外、冬場は室内管理をするせいで害虫が付きやすいのをご存知でしょうか?

 

せっかく綺麗に育っているポインセチアですから、出来れば虫の被害は少なくしたいですよね。

今回はポインセチアに付く虫と、対策方法についてご紹介していきたいと思います。

 

ポインセチアの周りに黒い虫が?!

ポインセチア 虫 黒 白

ポインセチアの周りに黒い羽虫が….ということがあれば、それは実はポインセチアが原因ではない場合があります。

その黒い羽虫は、コバエが飛んでいるのです。

コバエは土や肥料が有機物のものが多い時、それから水のやりすぎで土が常に湿っている状態で発生しやすくなります。

 

簡単なコバエの駆除方法は、バケツの中に鉢を入れて、その上から食器用洗剤を少し入れた水を土にたっぷりとかけて下に溜め、20~30分ほど置いておきます。

ポインセチアは寒さに弱いので、この時使う水は少しぬるめのものにしてください。

これを4~5日おきに何回か繰り返すと、徐々に発生が減ります。

 

数回する必要がある理由は、土の中にコバエの幼虫がいる場合は洗剤の水で窒息するのですが、サナギや卵は洗剤の水が効かないためです。

同時に鉢土の上にオルトランをまいておくのも良いでしょう。

スポンサードリンク

ポインセチア 虫 白

ポインセチアに付きやすい虫で白いものは、オンシツコナジラミです。

葉の裏にくっついていたり、鉢の周りを飛び回るのは、オンシツコナジラミ!

 

飛び回るのは成虫でして、葉の裏にいるのは卵~幼虫~繭と繭の抜け殻の付着したものです。

このオンシツコナジラミ、ポインセチアにの葉から養分を吸い取り、生育不良になり枯れることも。

オンシツコナジラミの排泄物が葉に付くと、ススで汚れたような感じになり「すす病」と呼ばれています。

 

駆除方法は農薬を使うのが手っ取り早いですが、少ないなら地道に手で潰す、オンシツコナジラミが黄色に寄っていく習性を利用した粘着シートが市販されているので,鉢の側に置いておくと早期発見にも役立ちますよ。

牛乳と水、牛乳と石鹸水を1:1で混ぜ合わせたものを散布するのも簡単にできて、しかもポインセチアには影響はほとんどありません。

 

まとめ

ポインセチアに付く羽虫は黑か白で対処方法を判断しましょう。

どちらの虫についても言えることは、鉢土の水のやりすぎに注意すること!

 

綺麗なポインセチアの周りに羽虫が飛んでいたら、見た目も気分が良くないです。

早めの対応で害虫駆除を心がけたいですね