見た目も華やかで、日本ではクリスマスの定番ともいわれるポインセチア。
でも栽培は意外と難しく、ちょっとことで枯らしてしまうことも多いですね。
結局翌年は新しい鉢を購入してしまった人も多いのではないでしょうか?
ポインセチアの寿命は、実は長くて丁寧に手入れをしてあげれば、5年~10年と長期に渡り楽しむことができるのですよ。
ポインセチアが枯れてしまう原因の一つが、根腐れです。
今回は根腐れの症状と、もし根腐れを起こした時に株を復活させる方法をご紹介しようと思います。
ポインセチアが根腐れしたらこんな症状がでます
ポインセチアは乾燥を嫌いますが、根腐れもおこしやすい植物です。
根腐れとは、簡単に言うと“根っこが凍傷で栄養が取り込めなくなる”という状態です。
根は鉢の中で見えませんが、葉っぱにこんな症状が出ていたら根腐れを疑いましょう。
・葉っぱがしおれてきて元気がない
・ポロポロと葉が落ちてきた
・葉っぱが丸まって、花も落ちてしまった
この症状を放っておくと、最終的には黒くなって枯れてしまいます。
こうなってしまう原因の一つが“水のやり過ぎ”なのです。
ポインセチアが根腐れしても、こうすれば復活します
ポインセチアが根腐れした時、茎が元気ならば復活する可能性が高いです。
元気がないなぁと思ったのなら、早めに対応すれば、まだ元気な状態に戻せるかもしれません。
水のやりすぎが原因ならば、しばらく水やりは中止して土がある程度乾くのを待ちます。
もし、土が3日おいても乾かない場合は新しい土に入れ替えないと元に戻らないかもしれません。
根腐れした部分を切り取り、鉢に植え直して肥料をやって様子をみてください。
落ち着けば、それ以降は水やりの方法を見直してくださいね。
水切れかどうかを判断するには葉の状態でなく土の状態を観察し、土の表面を直に触って確かめてみましょう。
いまいちよくわからないという場合は、鉢を持ち上げて底から土がポロポロ落ちるなら乾燥しているサインです。
クリスマス時期は、水は少なめでよいですよ。
水やりの頻度は、だいたい3~5日おきでも大丈夫です。
それから、水やりは午前中にして夜の水やりは避けましょう。
夜から夜間は冷え込むので、鉢に水分が多いと凍って根が痛みます。
鉢の受け皿に溜まった水は残さず捨て、鉢底が水に浸ったままにならにように注意してくださいね。
それから鉢を置く場所ですが、昼間は日当たりの良い窓際でしっかり日光を浴びれるようにして、日没後は部屋の内側へ移動させてあげましょう。
日没後も窓際に置いておくと、鉢の水分が凍って根を痛めます。
まとめ
という訳で・・・
今回はポインセチアの根腐れについてのお話でした。
クリスマスを迎える時期に頂いたり、購入することの多いポインセチアですから、上手く育てて翌年も鮮やかなクリスマスカラーを自宅で楽しめるほうが嬉しいですよね。
水やりに気を付けて、根腐れを起こさないように気を付けましょう!!