バラの中でも四季咲きの株はいいですね。春だけでなく冬以外の季節にも咲いてくれるので、庭に一本のバラがあるだけで華やかになります。

ちょっと手入れを怠ると咲いてくれないことがあります。原因を見つけて対処すると、春にはまた見事に咲いてくれます。

原因のあれこれを調べてみました。

四季咲きのバラが秋に咲かない

春にはきれいに咲いてくれたバラが秋にも・・・と思っているのに、一向に咲いてくれないことがあります。枯れてしまったのでしょうか。肥料切れということも考えられます。

秋に咲かないバラは葉っぱを観察して

まず葉っぱを見てみましょう。

葉の色が薄くなって黄色ぽくなっていたら、肥料切れです。冬には休眠期にはいるので、たくさんの肥料は必要ありません。薄い液体肥料を与えてください。春には見事な咲きっぷりだったのでしょう。

鉢植えのバラの場合は?

鉢の土を見てください。根詰まりを起こしていませんか。

一回り大きな鉢に植え替えしましょう。根はばらさないでそのまま新しい鉢に植え替えます。
表示されている倍率の一番薄い倍率で液体肥料を与えてください。

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秋に咲かないバラは葉っぱが落ちて枯れてしまったのでしょうか。

葉っぱが茶色くなっていたら病害虫を疑ってください。その時は葉っぱをよく観察して黒星病やうどんこ病がないか調べてください。そうであれば、病気や害虫にあった薬剤を散布しましょう。

その前に病気や害虫のいそうな葉を全部取り払うことが大切です。葉っぱを残していると病気や害虫が復活します。あとは薄い液体肥料を与えてゆっくり休ませてください。

バラの葉っぱが全部落ちてしまっている

葉っぱが全部落ちていても枯れていないこともあるので安心してください。枝をよく見て、小さな新芽が出ていませんか。そうであれば、バラの夏バテです。

新芽の上の黒い枝は切り取りましょう。剪定をして肥料を与えて休ませましょう。

まとめ

秋は春のように華やかには咲いてくれません。ぽつりぽつりと静かにさいてくれるのです。花が咲くということはバラにとっても体力の必要なことです。春に咲いてまた秋、となると栄養もたくさん必要ですね。

日ごろの手入れと観察がバラの花を華やかにしてくれます。花が咲いていない時でも、毎日バラを見る習慣にしてください。