花を育てていると、何かしらの異常事態に見舞われることもしばしば。パンジーの花が突然しおれてしまったり、水やりをしても元気にならないこともあります。どうしてそのようなことになってしまうのでしょうか。
今回はパンジーの花がしおれてしまう原因を調査しました。
パンジーの花がしおれる原因は?何故元気がなくなるの?
枯れているわけでもない、けれどしなしなとしおれてくったりとしている……ときたまそんな現象に遭遇することがあります。
これはパンジーに限った話ではないのですが、花がしおれてしまう一因に、天候が関係しているかもしれません。
たとえば、台風や梅雨の時期が続くとパンジーはその湿気の高い環境に適応すべく、水分を摂取していきます。普段よりも多めに水分をとり、日光の少ない曇り空の天気の環境に適応していくわけです。
ところが、急にからっと晴れたり天候がよくなると、今までのような水分の摂取ができなくなります。突然の環境の変化にすぐには対応できず、結果日光を浴びてもうまく水分を吸い上げられずにしおれてしまうのです。
環境への適応がうまくいっていないがために起こる現象ですが、時間の経過とともに環境に慣れていきます。
時間を置くことでやがて元気な姿に戻りますので過度な心配は必要ありません。どうしても心配で早く適応させたい、ということであれば遮光ネットなどを用意して直射日光を避け、環境の落差を少しでも狭めるようにしましょう。
このほか、肥料不足や肥料切れによる養分の不足でもしおれる可能性があります。ここ数日曇天が続いていた、湿度の高い日が多かった……という環境面の問題がなければ、肥料面の問題であることがあります。
その場合は適切な肥料を補充してあげてください。
まとめ
パンジーがしおれていたり元気がなくなったりしていると、見ているこっちも不安や心配にかられますよね。大事に育てている植物には元気でいてほしいものです。
そのためにも知識をしっかりと身につけ、どんな不測の事態にも対応できるようにしておくことは大切です。