花には花言葉というものがありますが、もちろん椿にも花言葉があります。椿は種類が多い花ですが、花言葉は椿全体の花言葉と、色別に花言葉があるようです。西洋にも椿の花言葉があるようです。

今回は椿の花言葉を調べてみたいと思います。

 

椿の花言葉の意味

椿 花言葉 意味

椿全体の花言葉は「控えめな優しさ」、「誇り」です。

 

赤の椿の花言葉

赤色の椿の日本の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」、「気取らない優美さ」、「謙虚な美徳」、「自然の美徳」、「気取らない美しさ」「気取らない魅力」「見栄をはらない」「高潔な理性」、です。西洋での花言葉は「You’re a flame in my heart」「あなたは私の胸の中で炎のように輝く」です。

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白の椿の花言葉

白色の椿の日本の花言葉は、「完全なる美しさ」、「申し分のない魅力」、「素晴らしい魅力」、「冷ややかな美しさ」「理想的な愛情」「至上の愛らしさ」、西洋での花言葉は「adoration」「愛慕、崇拝」「loveliness」「愛らしい」です。

 

ピンクの椿の花言葉

ピンクの椿の日本の花言葉は、「控えめな美」、「控えめな愛」、「慎み深い」、西洋の花言葉は「longing」「恋しく思う」です。

 

まとめ

椿の花言葉には全体の花言葉と色違いでの花言葉があり、西洋でも椿の花言葉がありました。日本の花言葉で控えめなという形容詞が多くつくのは、椿の花は香りが無いことに由来していると言われています。また、椿の花には女性の魂が宿るとされており、この言い伝えは、富山県氷見市の老谷の大椿が由来とされていて恋に関連したあらゆる障害から守ってくれる結界樹とされています。

西洋の椿の花言葉で、「恋しく思う」という花言葉がありましたが、この花言葉はフランスのアレクサンドル・デュマ・フィスが書いた小説「椿姫」に由来されていると言われています。ちなみに作品の中でヒロインが月のうち25日間は白い椿、あとの5日間は赤い椿を身に着けていたといいます。これはヒロインが娼婦のため椿の花の色で月経の期間を知らせていたと言うことです。

椿の花言葉は女性の美しさを表す言葉が多く、特に日本では冬の寒い時期に椿が咲くため日本の女性の芯の強さを表現するにはピッタリの花なのかもしれませんね。