古来から椿は日本で人気の花です。古くは733年の出雲風土記に姿を表しています。そのため沢山の園芸種が生まれ、花の種類も沢山できました。

今回は椿の花の特徴や種類を調べてみたいと思います。

 

ツバキの花の特徴

ツバキ 花 特徴 大きさ

椿の花と言っても多種多様あります。それは椿は古くからの日本の花であり古い時代から品種改良されていた花だからです。椿の花の色には大きく分けて赤、白、ピンクとありますがこの三色を基本に色々な花びらの色の入り方があります。

地の花びらの色に白の斑模様が入る花を白斑と呼び、白斑の中でも星斑、雲上斑(うんじょうふ)横杢斑(よこもくふ)という花びらがあります。花びらの縁を違う色で彩る物を覆輪と呼び、白覆輪、紅覆輪、底白というものがあります。さらに、花びらに違う色で筋状に入るものを絞りと呼び、吹きかけ絞り、小絞り、縦絞り、紅白絞りなどがあります。

花の形も一重咲きと八重咲きが有り、一重咲きの中には、猪口咲き、筒咲き、抱え咲き、百合咲き、ラッパ咲き、桔梗咲き、椀咲き、平開咲き、が有り、八重咲きの中には唐子咲き、八重咲き、千重咲き、蓮華咲き、列弁咲き、宝珠咲き、牡丹咲き、獅子咲きがあります。

さらに椿は地方ごとにも分けられます。上方の椿、尾張の椿、加賀の椿、富山の椿、越後の椿、山陰の椿、久留米の椿、肥後の椿などです。このように椿は日本全国で咲き、その土地々々で美しい花を見せてくれます。

スポンサードリンク

ツバキの花の大きさ

椿の花の大きさは大きく分けて、5種類あり、13cm以上の物を極大輪、10~12cmの物を大輪、7~9cmの物を中輪、4~6cmの物を小輪、4cm以下の物を極小輪と呼びます。

それぞれの大きさで椿の魅力があります。

 

まとめ

椿の花は花びらの違いで、10種類、咲き方で18種類、大きさで5種類ありその組み合わせは多種多様で、その細かい違いを分類すると4000種にもなると言われています。

その種類の多さから如何に椿という花が日本人に愛されてきた花なのかがわかりますね。

また西洋でも椿の花は人気があり学名のカメリア・ジャポンの名前がそのままカメリアとして定着している日本が世界に誇れる花でもあります。