次々と大きな花を咲かせる見応えのあるガザ二ア。
花が大きい分栄養もたくさん必要とします。
新しい花や芽に栄養をいきわたらせるために、花終わりの手入れ方法をご紹介します。
ガザ二アの花の終わりの手入れ方法
・花がらつみ
ガザ二アは花が咲き終わると花首からうなだれます。
咲き終わった花は種を作る為にたくさんの栄養を吸い上げます。
早めに花茎の付け根から切り取りましょう。
切り取る際は引きちぎったりしないでください。清潔なハサミを使用しましょう。
湿度が高いと切り口が腐ったり病気になりやすいので花がら積みは晴れた日に行いましょう。
小まめに花がら摘みをすることで新しい花が咲きやすくなります。
ガザ二アの花は大きいので花がらをつむ事によって全体に日光が行きわたるようになり、風通しもよくなります。
・花の終わりの見極め方
咲き終わった花とこれから咲く花の違いが分かりにくいガザ二ア。
花がら摘みを行う場合は下記を参考にしてください。
日の当たる日中に花が咲いているか…閉じている場合は咲き終わっている場合が多いです。
花弁の先が乱れているか否か…咲き終わった花は花びらが丸まってたり茶色く枯れています。
花首がうなだれているか…水などが不足している時もうなだれる場合がありす。全体を見て判別しましょう。
ガザ二アの花期の終わり
ガザ二アは5月~10月ごろまで花をつけます。
途中で種を作ってしまうと新しい花が咲きにくくなるので、種を作りたい場合は花期が終わるまで待ちましょう。
1輪でたくさん種が取れるので、種を取る為に残す花は1~2輪で良いでしょう。
あまり残し過ぎると栄養が分散し、熟成した大きな種ができにくくなります。
10月ごろに咲いた花の中から種を取る花だけを残し、残りは花がらをつみます。
完全に枯れると花の真ん中に綿毛に包まれた種ができます。
(品種によっては種ができないので注意が必要です)
種を作らない場合は花期が終わったら花がらを全て摘みます。
休眠はしませんので冬の間も水やりが必要になります。
耐寒性は低いので凍ったり、霜に当たらないように注意しましょう。
冬の間は室内での管理をお勧めします。
もちろん日光が必要になるので日中は日に当たる場所に移動させます。
大き目のプランターに植えっぱなしだと移動が大変なので、1株ずつ鉢に植え替えを行った方が冬の間は管理が楽になります。
【まとめ】
・ガザ二アの花が咲き終わったら、花の真下から切り落とす「花殻摘み」が必要
・花殻摘みを行うことによって新しい花が咲きやすくなります。
・花びらが丸まっている、花が開かない、花首がうなだれていたら咲き終わりです。
早い時期に種を作ってしまうと株の生長も遅くなってしまいます。
小まめに花殻を摘んで大きく生長させましょう。