オキザリス・セルヌアは黄色くてキレイな花を咲かせてくれる品種で
葉は三つ葉で黒い斑点が特徴的です。
和名では、「オオキバナカタバミ」と呼ばれているようです。
高さ30㎝にもなる茎をのばしてたくさんの花を咲かせてくれる
品種です。
セルヌアの育て方
原産地:南アフリカ
分類 :球根植物
寒さ :やや弱い(0℃以上)
暑さ :休眠
開花時期:12月~4月
草丈 :20㎝~30㎝
セルヌアは比較的寒さに弱い品種の花の為、鉢植えの方が育てやすさは
あるでしょう。
場所は、日当たりの良い軒下などが最適です。
寒さには強くない為、凍りそうな日は室内に入れて管理してあげましょう。
また、6月頃になると葉が枯れるので枯れたら雨の当たらない日陰で
鉢のまま休眠させます。
・植え付け
鉢植えの用土は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土を2対1程度に混ぜたものなどで、良く育ちます。
植え付けの深さは、2㎝ほど土が被るように植え付けをします。
・水やり
鉢植えでは、鉢土の表面が乾いたら水をあげます。
基本的にオキザリスは多湿を嫌う植物なので
水のあげすぎには気をつけましょう。
根腐りの原因となる可能性もあります。
6月頃になると葉が枯れてくるので、水やりをやめましょう。
・休眠期の管理
花後に葉が黄色くなってきたり、葉が枯れてくると休眠期に入ります。
鉢植えの場合は、鉢に植えたまま雨のかからない日陰に置いて
植え付け時まで保管します。
庭植えの場合、梅雨から夏の高温多湿で腐りやすい種類は
葉が黄色くなってきたら球根を掘り上げ、水洗いして
日陰で乾燥させます。
球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて
秋の植え付け時まで保管します。
保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しの良い場所を
選びましょう。
・病害虫
オキザリス自体が、病害虫にかかりにくい為
病気になることはほとんどありません。
・植え替え
良く増えるので、根が詰まっているようなら植ええを行います。
適正な時期は8月中旬~10月頃に行います。
必要があれば、分球という株分けを行いましょう。
【まとめ】
庭の厄介者と言われるカタバミの仲間であるオキザリスですが
種類もたくさんあり、美しい花をたくさん咲かせてくれる
魅力的な花です。
初心者にも育てやすいと言われている種類の植物ですが
環境によっては、育てにくく花を付けない事もあります。
上手に管理して、きれいな花を咲かせて観賞を楽しみましょう。