孔雀が羽を広げたようなゴージャスな見た目を持つオキザリス「孔雀の舞」
花をあまりつけず、葉を楽しむ品種です。
今回は孔雀の舞の育て方などをご紹介しちゃいます。
葉が特徴的なオキザリス「孔雀の舞」の育て方や特徴
・孔雀の舞(オキザリス・パルマ)とは
カタバミ科の植物である孔雀の舞にはオキザリス・パルマという別名があります。
パルマというのはヤシの木という意味です。葉がヤシの木の葉と似ていることからこの名前がついたと思われます。
日本でヤシの木と言われてもいまいちピンときませんよね。
葉が特徴的で、よく見かけるタイプのオキザリスとはかなり異なった草姿をしています。
多肉植物のような見た目をしており、孔雀の羽のような形をした葉を何枚も茂らせます。
・孔雀の舞の育て方
孔雀の舞は秋植えの植物です。
秋から翌年春ごろまで葉を茂らせ、たまに白い花を咲かせます。
5月ごろから葉が枯れ始め、夏は休眠期に入ります。
秋ごろ芽吹き美しい葉を再度茂らせます。
病害虫や乾燥に強いので庭植えでも地植えでも向いています。
乾燥に強いため水やりは表土が乾燥している時のみで大丈夫です。
開花期は乾燥させすぎると生長に支障がでますので適度に水を与えてください。
受け皿に水を溜めっぱなしにしていたり、過度の水やりは根腐れを引き起こすのでやめましょう。
無肥料でも育てられるので一度植えたらほとんど手がかかりません。
オキザリス「孔雀の舞」を長年楽しむ育て方
・孔雀の舞を長く楽しむコツ
オキザリス「孔雀の舞」は自然分球で増えます。
放置して増えすぎると芽が込み合って日光不足で生長が止まったり、根詰まりを起こしてしまいます。
頑丈な植物の為、根の圧力に負けて鉢の方が内側から破壊されてしまうなんてことも…。
2~3年に1度は休眠中に植え替えを行いましょう。
鉢植えの場合は数年経過すると土の中の栄養もスカスカになってしまいますので土も新しいものを用意してあげましょう。
赤玉土7:腐葉土3の配合土か市販の草花用の用土を使用してあげましょう。
土を入れ替えてあげると翌年は花付きがよく、球根も大き目のものが取れるようになります。
孔雀の舞を長く楽しむには増えすぎに注意し、適度に植え替えを行う事です。
【まとめ】
・多肉植物のような葉が特徴的な「孔雀の羽」
・白い花が咲きますが、あまり花数は多くありません。
・多湿を嫌うので水のやりすぎは禁物です。鉢植えの場合は受け皿の水を小まめに捨ててあげましょう。
孔雀の羽のような葉がぎっしりと詰まって茂っている姿は圧巻です。
そこに美しい白い花。その姿は芸術の様です。
無肥料でも育てられますが、栄養たっぷりの土でたくさんの葉を茂らせた姿を見てほしいと思います。