観葉植物のアスプレニウムは存在感のあるグリーンで私たちを楽しませてくれます。様々な種類がある中で葉先がカールしているアスプレニウム・アカキは見た目がとても印象的です。海の中で海藻が揺れているような形状をしたアカキを窓辺やリビングに飾るのも素敵ですよね。アカキは比較的育て易いと言われていますが、お手入れ方法にはどんなコツがあるのでしょうか。
アスプレニウム・アカキの育て方のコツ
アスプレニウム・アカキは耐陰性の強いシダ植物ですから室内でもよく育ちます。風通しが良く、柔らかい日差しのある明るめの日陰に置くと良いでしょう。レースのカーテン越しに日が当たる程度の環境が良いと思います。日陰には強いのですが寒さに強いわけではありません。気温10度を下回らないように注意が必要です。
基本的に肥料を与えなくても育ちますが、春から秋の成長期に3回くらい置き肥をするとよく育ちます。
水は、冬は成長が緩やかなのであまり頻繁に与える必要はありません。土が完全に乾いていたら与えます。春から秋は成長期なので土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。少しくらい与え過ぎても簡単には枯れないので初心者でも安心です。
観葉植物にとって大切なのは「葉水」です。葉の表面が乾燥しないようにこまめに霧吹きで水をかけてあげましょう。またアスプレニウムの葉は大きくてホコリがたまり易いため、葉の掃除もまめに行うと光沢のある鮮やかな緑を保てます。
【まとめ】
アスプレニウム・アカキの特徴は何といってもその葉の形状でしょう。1枚1枚がそれぞれに波打って葉先がカールしているため、置いておくだけで動きを感じる観葉植物です。
肥料は成長期に3回ほど置き肥をする程度で十分です。水は土が乾いてから与えればよく、成長期にはたっぷりとあたえます。与え過ぎてしまっても簡単には枯れないので初心者でも安心して育てられます。
葉水は頻繁に行う必要があります。葉を乾燥させないために、霧吹きなどで葉にこまめに水をかけてあげましょう。
また、アスプレニウムは葉が大きいのですぐにホコリがたまります。ホコリが付くと光沢のあるきれいな緑色がくすんでしまいます。色鮮やかな葉の色を保つために、葉の掃除はまめに行ってください。
アスプレニウム・アカキは風通しの良い明るめの日陰を好みます。レースのカーテン越しに柔らかな日が当たる窓辺やリビングなどでも育て易いので、贈り物にしても喜ばれそうです。