ゼラニウムは株が凍ってしまうとそのまま枯死してしまうので、冷たい風や雨が当たらない場所で管理する必要があります。
そのため、基本的に冬は外で管理することはありません。
そんなゼラニウムですが、寒い冬を乗り切るためにはどうすればいいのか?
置き場所を変えるだけではなく、水やりなども変わります。
寒さの厳しい北海道では、冬を越すことが出来るのかを調べてみました。
ゼラニウムの北海道での育て方
冬場でも基本的には鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
このときに気を付けることは、葉にはなるべく水をかけないようにすること。
そして、水やりは必ず乾燥してから行うこと。
ゼラニウムは高温多湿に弱いため、湿気が多いと病気にかかりやすくなっていまいます。
ちょこちょこと水を与えてしまうと、過湿になり腐ってしまう可能性があるので、乾燥していることを確認してから水やりをします。
そして、最低気温が10℃以下になる低温期に入ると水やりを控え、用土を乾かすようにします。
肥料は4~10月の生育期には、置き肥と液肥の両方を併用します。
冬は室内で育てることが多くなりますが、13℃~20℃程度の気温が保てるなら生育はしますので、液肥を与えます。
ゼラニウムを北海道で越冬する。
北海道での冬の間は、室内で管理します。
もともと、湿気に気を付けていればあまり難しい花ではありませんが、花を綺麗に咲かすためにはしっかりした管理が必要です。
ゼラニウム生育適温である最低の13℃を下回ると育ちにくくなります。
しかし、開花させる目的で温室などで管理している場合以外は、冬の寒い時期は生育や開花がほとんどは止まった状態になっているため、このときは肥料を与える必要はありません。
冬が過ぎ、春になり再び葉の生育が始まる頃に肥料を与えれば問題ありません。
まとめ
ゼラニウムは比較的育てやすい花と言われています。
土が乾燥してから水やりをすることと、冬場は室内管理をすること。
室内で、出来るだけ日光の当たる場所へ置くよう心掛けているとより安心です。