様々な品種があるクレマチスですが、その中でも「インテグリフォリア系」のクレマチス「花島」についてご紹介したいと思います。

 

品種によって開花時期が異なる為、様々なクレマチスを育てていると

1年中綺麗な花の観賞を楽しむことができるでしょう。

クレマチス 花島 育て方

クレマチス 花島の育て方

「花島」の開花時期は、6月~9月ごろと夏に咲くクレマチスです。

「花島」はクレマチスの中でも「インテグリフォリア系」というタイプの中の

木立性品種になります。

枝の長さが30㎝~50㎝くらいでツルにならないので、支柱などへの誘引が必要なく花のキレイな宿根草としての利用ができます。

しかし、中には枝の伸びが良い半ツル性の品種もあるので

しっかりと特性を確認しましょう。

 

植え付けは、鉢植えが向いています。

苗は株元1節位を埋めるように深植えします。そうすることにより、株立ちが促され、枝数が増えやすくなります。

庭植えでは、株元を中心に直径30㎝くらいの範囲にチップやマルチングすることで地温上昇と乾燥抑制になり生育が進む可能性が高くなります。

植え付けから2~3年葉あまり枝数が増えない場合がありますが、

環境に慣れることでしっかりと根付き枝数も多くなるでしょう。

 

鉢植えでの水やりは、あげすぎてしまうと枯らすことが多いので

土の乾き具合をしっかり確認してあげましょう。

庭植えの場合には、2週間くらいまともな雨が降らない場合には水を

あげましょう。

春~秋まで極度に乾燥させると株が弱ってしまう場合あるので

根付くまでの植え付け~2カ月くらいは注意が必要です。

庭植えでは、乾燥に木を付けましょう。

 

環境によっては「うどん粉病」や害虫である「アブラムシ」が発生してしまうので、発生前の予防のため必要なら薬剤を散布してあげましょう。

病害虫がかなり進行してしまった場合は、思い切って被害にあった枝を

剪定してしまっても大丈夫です。

再度伸びる枝に花を咲かせる可能性もあります。

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「花島」の剪定は、冬に地上部が枯れるので地際付近で枯れ枝を剪定しましょう。

寒冷地では春先に剪定してください。

適切な剪定を繰り返すことで、年に3~4回の四季咲き性の開花を

楽しむことも可能になります。

 

鉢植えの場合、「花島」も日光を好む品種ですので日当たりのいい場所に

置いてあげましょう。

しかし、直射日光には弱いので根元などは半日陰になる場所が良いです。

【まとめ】

「花島」は平らな花壇や鉢に植えるだけでなく、少し傾斜のある場所などに

植えたり石と組み合わせたりすることで

ロックガーデンのようなったりと、楽しみ方が様々です。

自分の思うように植えて、観賞を楽しみましょう。