たくさんの品種のあるクレマチスの中でも「カシス」はシックなパープルの花で大人っぽい印象のある花で、八重咲きの豪華さを併せ持つ素敵な品種です。

比較的コンパクトなので、飾る場所も選びません。

今回は、そんな「カシス」についてご紹介いたします。

クレマチス カシス 育て方

クレマチス カシスの育て方

カシスは「キンポウゲ科」に属します。

植え付け:9月半ば~10月と2月~3月が最適

花の付き方:新旧両咲き

開花時期:6月~10月

草丈:2~3m

花径:7~10㎝

花色:紫

耐寒性:強(-5℃以上ならば越冬する品種)

 

カシスはツル性のクレマチスですので、基本的なクレマチスの育て方と

同じで大丈夫です。

根が下に伸びるので、5号(直径15㎝)以上の深鉢を使用して植え付けてください。

支柱やトレリスを使用して、ツルを誘引してあげてください。

ビニールタイなどで固定してあげましょう。

立派な花を咲かせる為にクレマチス専用の肥料があるので、それを1~2カ月に1回あげると効果が期待できます。

 

また、水を好むので鉢植えの場合には鉢の表面が乾いたらたっぷりとあげましょう。庭植えの場合には最低でも週に1回は水やりを行います。

 

クレマチスの中でもオススメポイントは室内でも観賞できる点でしょう。

花もちも良く、日当たりの良い窓辺などであれば1つの花が1カ月以上も楽しめる事もあります。

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 カシスの剪定方法は?

カシスの剪定方法は、任意(中)剪定です。

・花後の剪定:花柄を摘み取ります。新梢を2節残して今年伸びた枝をカットします。数本枝がある時は、剪定の強弱で開花時期が多少ずれるので、1つの株で長く楽しむことが可能です。

 

・2月の剪定:冬季充実した枝には花芽が付いているので

枯れた枝を取り除き、芽の先端を剪定します

 

大きな花を咲かせたい場合には枝を整理して、花数を調整しても良いでしょう。

【まとめ】

クレマチスは品種によって、剪定の仕方などが違うため

大まかな分類は覚えておくと良いでしょう。

「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧両咲き」では、剪定方法がちがい

間違った剪定を行ってしまうとクレマチスも枯れてしまうので注意が必要です。

 

育て方をきちんと理解し、適切なやり方で育てて

立派なカシスを咲かせてあげましょう!