中安・まどか・カレン・サンセット・バフジョンソンズシード・コーヒークリーム・やしま芯黒・ブロンズビューティー・フィエスタギタナ・冬しらず・オレンジポーキュパイン・ゴールドスター。これ、何の名前だと思いますか?
実はすべてキンセンカです。キンセンカは耐寒性の強い育てやすい花になり、ガーデニング初心者でも、安心して咲かせることができます。
そのキンセンカの種まき、育て方について、分かりやすく説明したいと思います。
キンセンカの育て方
育て方のポイントは、間引くことと害虫対策です。
すくすくと育った本葉は、間引いて1本にします。間引いた後は、薄めた液体肥料を与え、丈夫な苗をつくります。ちなみに、本葉を間引くことによって、苗に十分な栄養を与えることができると、株の張りが良くなり、花の数がぐんと増えます。
この時に気をつけなければならないことは、害虫です。風通しが悪く、水はけの悪い場所に植えると、ヨトウムシやアブラムシが付く場合があります。対策のコツは発見次第、すぐ駆除すること。殺虫剤等を用いて駆除すれば、大きな害なく、育てることができますので、安心してくださいね。
開花時期に気をつけなければならない病気は、ウドンコ病です。こちらも発見次第、すぐ殺菌剤を散布して駆除すれば、枯らしてしまうこともありません。
キンセンカの種まき方法
種まきに適した季節は、秋です。9~10月にかけて種をまきましょう。
キンセンカは、酸性の土壌を苦手としますので、中性、もしくは弱酸性の土壌をつくります。庭の花壇に植える場合は、植える1週間くらい前までに苦土石灰を混ぜ、土を中和させておきます。
ちなみに、わたし達が住む日本の土は、全国的に弱酸性です。何の手入れもせずに植えると弱酸性の土壌になりますので、必ず、忘れずに、苦土石灰を混ぜておきましょう。
プランターの場合は、肥料を混ぜ合わせてある培養土がおすすめです。
発芽して本葉が4~6枚になり根が張ったら、日当たり・水はけの良い場所へと移動、定植させてください。
まとめ
キンセンカは数多くの品種があります。品種ごとに種まきの時期、育て方が異なる場合がありますので、種を購入した時は、必ず記載されているポイントを一読し、手順等を確認した上で育てることをおすすめします。