カタクリの花は栽培するのを望む方が多く、その主な方法は球根での栽培です。

もし種まきをしてじっくりと成長させたいと考える場合、花と花の間隔を開けるべきなのかなど疑問に思うかもしれません、今回はそんなカタクリの花の種まき方法について一緒に調べていきましょう!

カタクリ 種まき 方法

【カタクリの花の種まき方法は?】

カタクリの花の種をまく際にはまず「播種床」を作ります、播種床はポットの底に鹿沼土中粒を2cmほど敷きましょう、その上から赤玉土小粒と鹿沼土小粒を1対1で撹拌したものを入れるのですが、種をまいた後にも覆土を入れるので目いっぱい入れないでくださいね。

9cmのポット1つに種は1~5粒入れ、赤玉土小粒と鹿沼土小粒を1対1の割合で撹拌した土の中に種を入れます、その上に5mm程度土を被せると、カタクリの花の種まきは完成です。

カタクリの花は種から栽培を開始すると開花までに7年ほどの長い年月が必要になります。

種をまいて1年目は発芽までに土が乾かないように水をやりましょう、風通しの良い所に置きます。

2年目は春ごろになるとネギのような少し細い芽が出ます、しかしこの根は大きく成長することはありません、枯れるまでは肥料が入ったお水を撒きます、枯れたのちは日陰に移動させ翌年まで無肥料の水をあげます。

スポンサードリンク

そして3年目には葉っぱが出ます、そうしたらまた肥料の入った水を与え、日向に移動し2年目同様枯れるまでお水をあげます。

4年目からはポットから植え替えを行います、春先に出てきた葉っぱが枯れたら庭か鉢植えに植え替えます、葉が7cmほどになっていれば翌年の開花をする可能性が高いので葉っぱの大きさには注目しておきましょうね。

植え替えを行う際には葉が枯れた6月ごろから寒くなる前までに完成させてください。

植え替え後は乾燥を防ぎながら水やりをして春が過ぎて葉が枯れてきたらその後は次の春までは特に何もする必要がありません、5年目以降は開花が望めるので葉っぱの様子をしっかりと観察しながら薄紫色の綺麗な花が咲くのを待ちましょう!

【まとめ】

今回はカタクリの花を種から栽培するときの種まきの方法について調べてきました。

開花までには7年ほどの月日がかかりますが、しっかりと観察し栽培することでゆっくりじっくり開花までを楽しむことができますし、開花をしたら達成感がありますね、ぜひ種からの栽培にチャレンジいてみてはいかがでしょうか?