種から苗になるまで年数がかかります。ですから、市販では種ではなくクレマチスは苗で販売しています。種を購入したければ販売店さんに相談、または一度苗を購入して自分でクレマチスの種を採取しましょう。初めての方には根の強い品種をお勧めいたします。
【クレマチス 種まき 方法】
【クレマチスの種まきはどうするの?方法が知りたい!】
まず、1つのポットに3~4粒づつ蒔きます。綿毛がついたまま種を蒔き、1㎝くらい土をかけます。発芽まで、1年くらいかかりますので、ひたすら芽が出るのを待ちます。
クレマチスの用土は、水はけがよいことが条件です。赤玉土(小粒)、鹿沼土、腐葉土を4:3:3割合で作ります。または、クレマチス用の配合されている用土を販売店で購入してもよいでしょう。鉢底には、しっかりと大きめの鉢底石をいれましょう。
クレマチスは、日光が大好きです。けれども種蒔きの際は、直射日光は避けましょう。風通しがよい、日陰がいいでしょう。
また、クレマチスは水切れ注意です。土の表面が乾いていたらたっぷりとお水を与えましょう。
【クレマチス 種まき 時期】
・クレマチスの種まきの時期は?
種まきの時期は、12月~2月中旬頃がいいでしょう。大体、11か月くらいで、芽が出えきます。発芽は、4か月くらい差があるので、遅いもので15か月以上かかるものもあります。
冬の間、寒さで変色することもありますが、暖かくなれば元気な葉が出てくるので心配ありません。
本葉が増えてきたら、1本づつポットに植え替えましょう。もちろん用土と置く場所は同じですね。しっかりとした強い株に育てましょう。
つるが伸びてきたら4号に鉢上げしましょう。なるべく日に当て、液肥も与えましょう。あとは、水やりに注意しながら、つるも上手に巻いていきましょう。蕾もでき花も楽しめるでしょう。
種まきから、開花まで、約3年くらいかかります。気長に手入れをすることで、開花した時の喜びは、何とも言えないくらい嬉しいと思います。
【まとめ】
種が販売していませんし、クレマチスは基本、苗を購入して育てるのが一般的です。種から育てるのは難しく、苗になるまで年数もかかるので、気長に楽しむことをお勧めします。時間もかかり、手もかけているので、開花の時は喜ぶも格別です。
一度開花してしまえばそこから種も取れますし、さし木やつる伏せといった方法で増やしていくこともできます。種から育てたクレマチスは愛着も大きいですから株を増やしてたくさん楽しんでくださいね。