クレマチスは、つる性植物の女王と呼ばれるくらいガーデニングに人気です。種類も豊富で、花色や花形がとても多く、管理の難しいものもあります。新枝咲きは比較的初心者向けで、失敗せず育て方も楽な品種です。クレマチスの種類でお悩みの方は、新枝咲きから始めることをおすすめいたします。

クレマチス 新枝咲き 種類

【クレマチス 新枝咲き 種類】

【クレマチスにはどんな種類があるの?新枝咲きってなあに?】

クレマチスには、旧枝咲き、新枝咲き、新旧枝咲きといった、花の咲かせ方の違う3つの種類の大きく分けられます。花芽のつき方や時期が違うだけでなく、苗を植える時期も少し違ってきます。どの種類なのか購入する際は、しっかり確認しましょう。

新枝咲きとは、春に新しく伸びた枝(新枝)に花芽がつく咲き方のものです。初めての方でも育てやすい品種です。1~3月ごろが苗の植え時期です。春から新しい花芽がつき5月くらいには開花を楽しめます。花後にバッサリと剪定すれば、剪定後に新しく伸びた枝に花芽が再びつき、夏の二番花、秋の三番花と年3回は、開花します。

ちなみに旧枝咲きとは、新枝咲きのように新しく伸びた枝からは、芽が出ません。前年に生えたつるに花芽がつきます。2~3月ごろが苗の植え時期です。

新旧枝咲きとは、旧枝咲きと新枝咲き両方の性質を持った品種です。新しく伸びた枝にも古い枝にも花を咲かせます。1月中旬〜3月中旬ごろが苗の植えの時期です。

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【クレマチス 新枝咲き おすすめ】

・クレマチス、新枝咲きのおすすめは!

新枝先には、何種類かの系統に分かれています。

まず、一番花の開花が少し遅く、冬は地上部が枯れるといった特徴がある、ヴィオルナ系があります。この系統の「押切」は、比較的コンパクトに育ち、花弁の外と内の色の対比がとても綺麗です。

次に、草丈15センチから、つるが3メートルも伸びるものまであるインテグリフォリア系があります。この系統の「流星」は、半つる性で、花弁の先端に斑状の濃紫色があり、面白い色合いです。「火岳」は、多花性品種で剪定すればさらに開花します。木に絡ませたりすると開花時は、見ごたえがあります。

テキセンシス系は、暑さに強く夏も安定して花を楽しむことができます。「ハッピー・ダイアナ」は、上向きの大きな花弁ががチューリップのようです。「琴子」は、葉弁の外と内の色合いがとてもエレガントです。

【まとめ】

クレマチスは、つる性なので、他の花や木々との相性がとても良い植物です。けれどもクレマチスは種類が豊富なため、どれがいいか迷われる方が多いです。ガーデニングデビューの方や忙しくてお手入れがなかなかできない方などは、クレマチスの新枝咲きをおすすめします。新枝咲きで、思い描いているお庭を手に入れてくださいね。