子供の頃から水耕栽培が好きでした。
透明なくびれのある容器に球根をセットして、根が伸びていったり、芽が大きくなっていく様子をすぐ近くで見るのがとても楽しみでした。
根をまっすぐに伸ばす方法など何年もやっていると、手探りでも分かってくることがありますが、最初からきれいな水耕栽培ができればそれにこしたことはありません。
ヒヤシンスの水耕栽培について、見てみましょう。
目次
ヒヤシンスの水耕栽培を楽しむ方法
水耕栽培の楽しみ方はいろいろありますが、まず容器を選びましょう。
球根を乗せて安定する形状なら何でも構いません。
水耕栽培用のくびれのついたガラス容器が売られていますが、もっと簡単にしたいときや、来年も水耕栽培をする予定がないという時は、手持ちのガラス器や、ペットボトルの空き容器でも構いません。
水耕栽培で手持ちの容器を使う時の注意
市販の容器でないものを使う時の注意ですが、ツボミが付いてくると上の方に重心がうつり倒れやすくなります。
ですので、大きくなっても倒れにくくなるようにすればいいでしょう。
まだ根が張らないうちは球根すれすれに水を入れるので、球根が水に沈まないようにすれば大丈夫でしょう。
カップのふたを利用したり、ワイヤーで球根を固定したりします。
ヒヤシンスの水耕栽培に適当な時期
ヒヤシンスの水耕栽培を始める時期ですが、11月~12月頃になります。
10月頃から店には球根が並び始めます。
容器なども球根を購入する頃に準備しておきましょう。
ヒヤシンスの水耕栽培の準備ができたら、まずしておくこと
調べてみて初めて知ったことがありました。
それは球根を冷蔵庫で寝かせる、ということでした。
サイトによっては水を球根のすれすれまで入れて、冷蔵庫に入れる方法と球根を紙袋などにいれて保存する方法とがあるようでした。
花によっては冬の寒さを経験しないと春になって花が咲かないというものがあります。
ヒヤシンスもその性質を持っています。
冷蔵庫に入れないでずっと水耕栽培をしていたのですが、開花が遅くなるだけで楽しみは同じことです。
初めて水耕栽培をするのなら冷蔵庫に入れて早く開花を楽しむのもいいでしょう。
球根は紙袋に入れるのが手間がかからなくていいようです。
冷蔵庫に入れる期間は2週間ほどです。
水耕栽培の容器への置き方
ヒヤシンスの球根を容器の上に置くだけなのですが、ちょっと気をつけて欲しいことが2,3あります。
根が出ていない時は水はすれすれまで入れます。
そして段ボールや、遮光の布などをかぶせて根を出させるようにします。
これをしないと、光から逃げようのない根が球根の中に潜り込んだり、チリチリになったりします。
きれいなまっすぐの根が生えてきたら、光の当たる場所に移動します。
大きくなってきたら、安定するようにワイヤーなどで固定してくださいね。
【まとめ】
忘れていた水耕栽培の楽しみが思い出されました。
10月になったら忘れないように球根を見に行きましょう。
ペットボトルなどを使ってたくさん並べるのもいい趣向ですね。