チューリップは、球根を植えることで育ちます。花が終わったチューリップも、球根を大事にしていれば、来年も花を咲かせてくれます。
ですが、ただ球根を植えればいいというわけでありません。実は、球根を消毒するとよいという話があるのです。
この記事で詳しくご紹介いたしますので、ご覧ください。
【チューリップの球根の消毒って?】
球根は、消毒をして植えるとより安全に球根を育てることができると言われています。
球根は、長い時間を土の中で過ごしますから、腐ったり病気になったりしやすいのです。
とはいえ、すべての球根を完全に消毒できるわけではありませんし、消毒しなかったからといって、花が咲かなくなるというわけではありません。
そうそう球根がダメになってしまうような事態にはなりません。
消毒はあくまでも保険としてかけておくくらいの気持ちで行いましょう。
消毒の方法は、球根専用の薬剤に、15分~30分ほどつけておくだけです。球根の量や薬品の種類によって適量が違いますので、説明をよく読んで正しく使いましょう。
植え付けの時だけでなく、花が咲き終わって球根を掘り出した後にも消毒する機会があります。チューリップの球根は、ほり出してから、次の植え付けのシーズンまでに保管しておかなければならないので、その間に菌が繁殖することがないよう、薬につけて消毒しておくと安心なのです。
ですが、消毒したからといって油断してはいけません。よく乾燥させ、風通しのよいところに保管しておかなければ、球根が傷んで翌年の花つきが悪くなってしまいます。
消毒は絶対に行わなければいけないものではありません。消毒なんて必要ない、しても変わらないという方もおりますが、した方が確実に安心ですので、気になる方はしてみるのをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?チューリップはとても身近な植物なので、育てたことがある方が多いと思います。その時は消毒はしなかったよ、という方も、チューリップの球根は消毒すると健康に育つ確率が上がるので試してみるとよいでしょう。
予算や環境などを吟味し、球根の状態などをよく観察して、消毒するかどうかを検討しましょう。