日本には四季があり、季節ごとに愛される花がたくさんあります。例えば、桜、バラ、コスモス、あじさい、カーネーション、ユリ、椿等々。
これらの花の中でも、豊富な品種を誇るチューリップの品種の数は数千種類以上と言われます。毎年、続々と新しい品種が増えている人気の花であり、わたし達日本人にとなって馴染みの深い花と言っても過言ではありません。
そのチューリップの球根とは?大きさ、種類ごとの違いについて、調べてみたいと思います。
チューリップの球根の大きさは?
チューリップは、もっとも多い登録品種数をもつトライアンフほか、非常に稀場原種であるスピーシーズ、育てやすく丈夫なダーウインハイブリッド等のグループに分けることができます。
ちなみに、トライアンフの一つ、品種名綿帽子の球根の大きさは10~12センチとなり、スピーシーズの品種名タルダは6~9センチ、ダーウインハイブリッドのプリンスクラウスは12~14センチになります。
では、種類ごとの違いについてですが、チューリップの球根は玉ねぎ同様、鱗茎と言われる形状のものになり、これはどの品種でも大きな差はありません。
品種は、開花期ごとに、早生・中生・晩生・原種の4つに分かれ、花形、来歴等によって15の系統に分けられております。花の色は、赤や黄、ピンク、オレンジ、白、紫等があります。
花の種類が決まったら、球根を選びますが、選ぶ時のコツは、堅く締まった大きめの球根を選びましょう。黒っぽい斑点等のない、変色していない、キレイな肌をしたものを選びましょう。
また、咲き終えた球根を使って、再び花を咲かせることもできますが、球根のサイズは購入時の半分ほどの大きさになる場合が多く、キレイな花を咲かせるだけの余力を残していないかもしれません。キレイな花を咲かせたい時は、原種のチューリップを選ぶか、もしくは、毎年、球根を購入されることをおすすめします。
まとめ
チューリップの球根は、季節限定の売り切り商品となるため、欲しい球根は早めに購入されることをおすすめします。当然ですが、人気種ほど早く売り切れる傾向にあり、再入荷が見込めない球根も少なくありません。