夏が咲き時のユリは、純潔のシンボルとされていて、聖母マリアに捧げられた花であるとされています。細い茎に大きな花が咲くユリが風に揺れる様子を例えて「揺すり」と言われたのが訛ってユリになったとされています。

今回はそのユリがなる病気について、調べていきたいと思います。

ユリがなる病気とはどんなもの?葉枯病とは?

ユリ 病気 葉枯病

ユリは初心者でも育てやすい花とはいえ、きちんと管理していないと病気になります。主な病気は「疫病」「葉枯病」「立ち枯れ病」「斑葉病」「青かび病」「ウイルス病」「茎枯病」などが挙げられます。

「疫病」は葉や茎に灰色かかった褐色の小さな斑点ができ、腐敗してしまう病気です。水はけが悪い場所でよく見られる病気なため、水はけがよいところに移すなどして対策をとる必要があります。

「葉枯病」ですが、葉っぱが赤褐色色になり、楕円か円形の斑点が出来ます。この斑点が大きくなっていきやがては枯れてしまう病気です。

蕾にできてしまうとその花はもう咲くことはありません。この病気は湿度が多いとなりやすい病気です。風通しの良いところで育てるようにすると、この病気になりづらいです。

葉枯病になってしまった場合は、他のユリへの感染を防ぐため、茎から球根まで焼いてしまわなくてはなりません。

雨水の跳ね返りで病気にかかることが多いそうなので、藁を敷くなりして、予防できるようにしておくとよいかと思います。

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「立ち枯れ病」とは、発生するカビによって植物が枯れてしまう病気です。急に生育が衰えて枯れ始めるのが特徴です。

「斑葉病」とは、こちらもカビによって葉をメインに枯れていってしまう病気です。

「青かび病」とは、名前の通り白〜青色のカビができ、花を枯らしてしまう病気です。

「ウイルス病」とは、ユリ全体に行き渡って枯らしてしまう病気で、なってしまうととても厄介だとされています。

予防としては、アブラムシを媒介して感染してしまうため、その媒介主であるアブラムシがつかないようにすることがベストです。

まとめ

今回はユリの病気について触れてみましたがいかがだったでしょうか。ユリはカビ、湿気に弱いようなので、風通しの良いところで育てることがより他の植物より必要となってくるようです。

葉枯病は、もしなってしまうと焼却処理しないと同じ土で今後育てても同じことになってしまうそうなので、なかなか厄介です。育てる際は十分注意しましょう。