初夏に美しい大輪の花を楽しむ事が出来るユリの花カサブランカ。強い日差しが苦手なため、半日蔭を好むようです。そんなカサブランカは真っ白な花で結婚式のブーケに利用されたりと凛とした美しい花、うつむいたように咲く花のようです。毎年この花を楽しむためにはどうすればいいのか、植え替え方法や時期について気になるところですね。
大輪の花カサブランカのユリを植え替える方法
植え替えは、10月〜11月頃にするのが適した時期のようです。ただし、地植えの場合は毎年する必要がなく、2年〜3年の数年に1度のペースで問題がないようです。
また、カサブランカは同じ場所での連作をすると育ちが悪く花が小さいなんてこともあるようなので、地植えで2〜3年ほど経ったら、数年間ユリを育っていない場所か、まだ植えたことのない場所に植え替えてあげるといいです。
さて、鉢植えの場合ですが、毎年植え替えて土も新しいもので植え替えた方が良いです。植え替える際に葉が枯れるまで待っても植え替え自体は10月〜1月までの期間がありますので問題は無いと思われますが、出来れば10月〜11月頃に植え替えるのが良いでしょう。
毎年花を咲かせるために球根が芽を出すまでの間、休眠中に入るのですが十分に寒さをあたえる必要があるようなので、この時期頃に植え替えが適しているように思います。
ユリの球根は乾燥が苦手で、長時間の乾燥や日光にさらされる時間が長いと品質が低下してしまうようです。そのため、植え替えで球根を掘り起こした時には早めに消毒し乾燥後、植え替えると良いです。
ここで掘り起こす際に注意が必要になってきます。まず、上根ですがハサミなどの器具をしようするとウイルス病を媒介する危険性があるので手で取り除いてあげる必要があります。球根をよく水洗いした後に球根腐敗病にならないように消毒処理をして下さい。
ベンレート殺菌剤、オーソサイド液など色々な消毒液がありますのでそれぞれの規定の倍率に薄めたものを使用し目安として、数十分〜30分程度漬けて、日陰で数時間乾燥させてから植え付けをします。
球根は乾燥が苦手ではありますが、消毒した際は少し乾かしてあげるのが良いようです。もちろん球根は乾燥に弱いので日陰で十分注意をして乾燥させてから植えつけましょう。
まとめ
芽を出すまでの間は、休眠中です。寒さに十分あて、土が乾かない程度に水を与えて下さい。暖かくなって来頃に芽を出し初夏に美しい花を咲かせてくれるでしょう。今からとても楽しみですね。