ユリには色々な種類があります。花弁が大きく華やかで美しく咲き誇るユリ、小さく可憐に愛らしく咲くユリなどがあります。その美しさ、栽培しやすさから人気がある花です。栽培方法にも工夫がされ、現在では1年を通して見られるようになってきているようですね。

ユリ育て方肥料のあげ方

ユリ 育て方 肥料 時期

ユリは、球根植物です。植え付けをする際は、最低でも球根の高さの1.5個分の深さで植えてあげるのが良いようです。

理由としては、ユリは球根の下側から伸び出る「下根」と呼ばれる根っこと、球根の上に伸び出る茎から出る「上根」があるからです。そのためなるべく深く植えてあげるのが植え付けのコツです。

庭でユリのガーデニングを楽しむ場合は、球根の高さを約2個分ほどの深さに植えて、球根同士の横幅間隔は約3個分ほどあけてあげるのが良いようですよ。

さて、植え付けが出来たら肥料をあげましょう。最初に与える肥料は「元肥」と言い、植物の生長に必要な要素「窒素」「カリ」「リン酸」が含まれている肥料です。

ユリの根は「下根」「上根」とある為、球根の上の部分と下の部分に肥料を施しますが、ここで気を付けないといけないのが、直接根が肥料にふれてしまわないようにする事です。

だいたいですが、球根から約5〜6センチ離れた場所に施すのが良いでしょう。ユリがすくすくと育ち芽が出てき始めたら、追肥を与える必要が出てきます。

「追肥」はその名の通り「元肥」の肥料効果が薄れてきたころ合いで追加で与える肥料の事です。

この肥料は主に即効性のある肥料が使われており使用の際は、2週間〜3週間は期間をあけて追肥を行うようにし、肥料を与える量や回数が多くなり過ぎないように注意しましょう。

何事も適度が大事、与えすぎは逆効果になってしまいます。

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ユリに肥料を与える理由と芽を出す時期

ユリの球根には、ユリを生長させるための養分が溜めこまれています。肥料を与えずともその養分を利用して花を咲かせる事が可能ですが、ユリ自身の養分を利用し生長したユリは、来年に芽を出すことも花を咲かせるも出来なくなってしまうことがあるようです。

そのため、必要に応じて肥料を与えユリ自身に無理をさせずに育ててあげることで、来年にも素敵な花を咲かせてくれるのでしょうね。

ユリの新芽は春の時期3月頃に芽を出します。春といっても3月はまだ寒く枯死してしまうことがあるので、落ち葉などで、新芽を寒さから守ってあげると良いようです。

ビニールなどを利用した場合は、日中に暖かくなりすぎて枯死することもあるようなので、ビニール利用はあまりオススメできないです。

まとめ

ユリを育てるにあたり、上手に育てることで来年にも綺麗な花を咲かせてくれます。もちろんユリの種類によって適切な環境や土質が異なりますので、育てるユリの種類によって環境をかえて元気に育て、素敵なガーデニング生活を楽しめると良いですね。