綺麗なユリの花は見ていると心が休まりますね。ユリの花言葉には【純粋】【無垢】【威厳】などがあります。一説によると紀元前の壁画にユリの花が描かれていたという話もあり、相当昔から存在する花のようです。そんなユリも大切に育てないと枯れてしまうことがあります。
今回はユリが枯れる原因と対策について見ていきたいと思います。
ユリの花が枯れる原因とは?
水のやりすぎ、やらなすぎを除けば、主に病気によって枯れてしまうのが原因です。病気ですが「ウイルス病」「疫病」「葉枯病」「球根腐敗病」が挙げられます。
「ウイルス病」はユリが枯れる最も大きい原因であるとされています。ほとんどのユリはすでにウイルス病にかかっているとされていて、株が元気な状態であると症状は出ません。
ウイルス病が発症してしまうと治療はもうできず焼いてしまうしかないので、発症させないことが重要です。水はけがよく風通しのある場所で育て、アブラムシなどはなるべく除去します。
ウイルス病になったユリを切ったハサミで健全なユリを切って発症したケースもあるので、使ったものの消毒をするなりして気をつけることが対策となります。
「疫病」は葉や茎に褐色の斑点ができて、腐って枯れてしまう病気です。なってしまうとこちらも厄介なので、水はけを良くすることが必要です。なってしまった場合は、土を変えるなど対処をしてください。
「葉枯病」はユリに白い斑点ができ、それが広がってやがてユリが茶色くなり枯れてしまう病気です。水はけを良くすること、風通しの良い場所に置くことで対策は取れます。
「球根腐敗病」は読んで字のごとく、球根が腐敗してしまい枯れてしまう病気です。こういったことがないようにお花屋さんなどではすでに消毒されているお花が使われて販売されているようです。
また、球根腐敗病を防止する薬も売られているので、自分で浸して消毒することもできます。
まとめ
今回はユリの花が枯れる原因とその対策方法について触れてみましたがいかがだったでしょうか。ユリが枯れる原因としては、主に腐敗とウイルスによるものが多いです。腐敗を防ぐためには水をあげすぎず、ウイルス対策としては株を元気な状態に保つことです。]
元気なユリを育てるためには、風通しと適度な水やりが必要です。これからユリを育てる方はそこにも気をつけて育ててみるといいかもしれません。