肥料は成長を促進させるものだから、困ったら多めにあげておけばいい。そんな危険な勘違い、していませんか?パンジーに肥料を過度に与えてしまうと、取り返しのつかないことになってしまうかも!?
肥料のやりすぎによる弊害をしっかり学んでおきましょう。
パンジーに肥料をやりすぎた!影響は!?
パンジーに与える肥料は、購入した肥料にもよりますが、一週間に一回程度与えるとよいとされています。用法は購入した肥料にかかれているかと思いますので、そちらを参照してください。
でも、思うように成長せず、つい心配で肥料を多めにあげてしまう。そんなことはありませんか?よかれと思ってやっていることも、実は成長に弊害をもたらしているかもしれません。
一般的に、肥料が過多の状態になるとまず異常が現れるのが葉っぱです。葉が枯れてきたり、しおれてしまったときは要注意。
お水を十分与え、日光に当てていてもなお元気がないようであれば、それは肥料過多による影響かもしれません。
また、葉っぱはすくすくと成長しても肝心の花を咲かせない場合もあります。それも肥料の種類があわない可能性が考えられます。
肥料の与えすぎで葉っぱが枯れている場合、養分を吸い上げる根っこも傷ついている可能性があります。
そうなると十分な養分を吸うことができず葉が枯れる悪循環です。培養土を用意し、ゆっくりと効く肥料に変えて土を全部入れ替えましょう。
完全に回復するという保証はできませんが、少なくとも肥料過多になった環境を脱却することは可能です。
葉っぱばかりが元気で花が咲かない場合は肥料の種類を変えてみましょう。使っている肥料がリンを多く含むか、窒素系が多いのかなどでも葉が育つもの、花を咲かせるものと異なります。
目的にあった肥料チョイスをしましょう。
まとめ
肥料は薬のようなものです。たくさん摂取することが必ずしもいい方向に働くとはいえません。何事も適量が最効率の効果を発揮するものです。
むやみやたらと肥料を与えず、適材適所を心がけましょう。パンジーの異常は葉っぱに現れやすいので、毎日葉っぱの様子を観察してあげることで異常にも気づきやすいです。