パンジーは花好きな人なら一度は育てたことのある花ではないでしょうか。実はパンジーはもともと多年草なのですが、日本の猛暑に耐えることが出来ないため一年草とされているのです。
ところが、実はパンジーを夏越しさせることができる方法があるそうなのです!これはとっても気になりますよね。さっそく調べてみましょう。
パンジーを夏越しさせる育て方について
パンジーを夏越しさせる方法について調べてみると、色々な方法があることがわかりました。
①春から防虫すること②切り戻して風通しを良くしておくこと③夏場は日陰で管理すること④夏場は水やりを控えることの4つです。
まず、夏越しさせたいなら、4月のうちに鉢植えに植え替えます。もともと鉢植えの場合はそのままで大丈夫ですが、地植えの場合は鉢植えに移動させて夏の暑さを避けましょう。
植え替える場合は、根を傷つけないようにできるだけ古い土を落とさないようにして広めに掘り返して移動させます。足りない分は通常の新しい培養土を追加します。
植え替え後1~2週間は日陰で管理して様子を見ましょう。日に当たることで株に刺激を与えないようにするためです。
だんだん気温が上がってくる初夏の時期は、こまめに黄色い葉っぱを取り除きましょう。枯れた葉っぱをそのまま放置しておくと葉っぱが腐って病気の原因になるので注意しましょう。
そして株が蒸れて枯れないように切り戻しをして小さくしておきます。また、この時期の害虫にも注意しましょう。
害虫の種類は、毛虫や芋虫、梅雨の時期はダンゴムシやナメクジ、7月からはアブラムシの被害に遭いやすいです。害虫が付かないよう早めにオルトランで予防しましょう。
梅雨の時期は、必ず雨の当たらない所に移動させ、肥料は与えず、出来る限り風通しのいい場所がおすすめです。夏越しのエネルギーをためておくために花が咲いても種子が付く前には切りましょう。
夏本番には、明るい日陰に移動させましょう。こまめな切り戻しが肝心です。10月中旬になって気温が下がってきたら地植えに植え替えましょう。
夏のパンジーの水やりについて
特に大事なのが水やりです。夏場はパンジーもあまり水を必要としないので、水のやり過ぎは禁物です。ただ、与えるときはたっぷり与えましょう。
まとめ
パンジーが夏越しできる方法があるなんて驚きました。こまめなお世話がありますが、パンジーを育てている方はぜひ挑戦してみてはいかかでしょう。