紅花は黄色から紅色に変化するのが特徴の花です。キク科ベニバナ属に分類され、古くから栽培されている植物です。
南西アジア・北アフリカを中心にベニバナは栽培されていたようです。
日本では主に山形県で栽培が盛んに行われており、山形県の県花にも指定されているようです。
紅花には別名が沢山あり、「久礼奈為」「呉藍」「末摘花」などがあります。
そんなベニバナのお茶って簡単に家でも作ることができるのでしょうか?
それでは今回は、紅花茶の作り方とその飲み方についてご紹介します!
紅花茶って作れるの?作り方は?
紅花茶には、ビタミンE,リノー酸、食物繊維、カルコン、カーサミン、サフラニンA、サフロールイエローが含まれており、更年期障害の軽減、便秘改善、アンチエイジング効果、冷え症改善、血液浄化、貧血改善、婦人病予防など他にもさまざまな効果が期待できるそうです。
紅花茶を作る際には、初夏から夏にかけて紅花の花を採取し、洗って陰干しします。
乾燥したら清潔な瓶などに乾燥剤と一緒にいれて保存します。
紅花茶ができたら煮沸かす場合と急須でいれる場合についてご紹介します!
<煮沸かす場合>
保存している紅花の葉を大さじ1~2をやかんにいれ、水1リットルを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして5分~7分ほどに詰めて完成です。
<急須でいれる場合>
紅花茶の葉大さじ1と熱湯を急須に注ぎ、5分くらい置いてできあがりです。
紅花の原産地は詳しく分かっていませんが、エジプトあたりではないかと言われ、エジプトでは昔からハーブで親しまれているようです。
日本でも生薬として利用され、山形県では栽培が盛んに行われています。
まとめ
今回は、紅花茶の作り方についてご紹介しました。紅花茶を作るのはとても簡単です。
紅花の花を採取し、洗って干し、乾燥剤と一緒に瓶に入れて保存し、後は煮沸かしたり、急須に入れて飲むだけです。
紅花には、体に良い成分がたっぷり含まれており、血行を良くしたい方、生理痛を和らげたい方、便秘を改善したい方など体に不調を感じている人などにはオススメのお茶です。
かつて紅花は体に悪いものと言われていましたが、それは間違いのようです。