カモミールは、ハーブティーとして広く親しまれているハーブの一種とされ、日本には江戸時代くらいに輸入されていたという記録があるようです。基本的に摘み取って乾燥させた後、生薬や入浴剤、ハーブティーなどに利用されるようです。カモミールを上手に乾燥させる方法について調べてみました。
カモミールを上手に乾燥させる方法とは?
カモミールをハーブティーや生薬などで利用するには、花が咲いた後に摘み取って乾燥させると香りが良くなったり、長期保存が可能になったりするとされています。基本的には摘み取ったカモミールを天日干しで数日乾燥させれば良いとされていますが、カモミールを上手に乾燥させるには、幾つか気をつける事があると言われています。
カモミールを乾燥させる前にしっかり洗うことが大事!?
カモミールの収穫時期は花が咲いた後、花びらが反って、真ん中の黄色い部分が大きく膨らんできた頃が良いとされています。カモミールの香りは花びらではなく、この真ん中の黄色い部分にあると言われており、しっかり成長させてから摘み取るようにすると良いでしょう。摘み取った後、泥や埃などが付着していることが多い為、しっかり洗ってあげることが大事だと言われています。泥や埃などが残っていると、口に入れたときに不快感があるとされています。しっかり洗った後は、ザルなどにキッチンペーパーなどを敷いて、1週間程度、天日干しすると良いようです。
カモミールを乾燥させるときには虫にも注意が必要?!
カモミールには泥や埃などのほか、アブラムシなどの小さな虫が付着している場合が多くあるようです。虫がついていると、乾燥中のカモミールを食べてしまったり、最悪、そのままハーブティーなどに混入してしまう場合があるようです。摘み取る時や洗うときなどに、小さな虫がついていないことをチェックしてから乾燥させると良いでしょう。
まとめ
カモミールを乾燥させるときには、しっかり洗って泥や埃、アブラムシなどの小さな虫を除去することが重要だとされています。上手に乾燥させてカモミールの香りを楽しみましょう!