植物は何でもそうですが、元気な時は葉はみずみずしく美しい緑色に輝いているものです。よほど猛暑でなければ植物の葉がカサカサしているのは見たことがありませんよね。
薔薇も同じで葉がカサカサしていて乾燥気味なのは異常が発生していることだと思います。薔薇の葉がカサカサと乾燥してしまう原因はなんなのでしょうか?調べて行きたいと思います。
バラの葉がカサカサ乾燥する理由
薔薇の葉がカサカサしているということはもう枯れているか、枯れる一歩手前のところになります。薔薇が葉が枯れる原因は考えられるもので四つ、一つは水涸れをおこした。一つは肥料焼けをおこした。一つは、根腐れをおこした。も一つは虫に根を食べられている。虫の場合は主にコガネムシの幼虫になると思います。コガネムシの幼虫の場合は産卵が夏なので夏以降でないならコガネムシが原因ということはないと思います。
上記の共通点は全て根が傷んでいるということです。肥料を与えた後に水切れを起こしてしまいますと肥料焼けと水涸れでより一層薔薇に被害を与えてしまいます。水を多くあげすぎていて根腐れをしはじめて水涸れをおこすとこれもひどい結果になってしまいます。細い根が傷むと水分や養分が吸えなくなり葉は水分や養分が送られて来ないので枯れて行きます。
対抗策としては、直射日光に当てない、寒風に当てない、正しい水やりを繰り返す、肥料は与えない、鉢替えをする、枝葉を剪定する等です。
剪定する際はある程度葉を落としたら、一週間ほど待って葉落ちが収まるか確認して収まらないようであればさらにもう少し剪定して様子を確認を繰り返します。最終的に葉がなくなるまで剪定して収まらなければそれ以上切ると回復の見込みが無くなりますので全て葉を切り落としてしまったら、直射日光にあてない、寒風に当てない、正しい水やりを繰り返す、肥料は与えないの管理で一月くらい様子を見て新芽が出たら回復の傾向ですので徐々に日光に当たらせて馴らしていきます。
【まとめ】
薔薇の葉がカサカサしてしまう原因は、水涸れ、根腐れ、肥料焼け、虫食いが主な原因のようです。水やりや肥料の与え方、日頃の消毒をきちんと行っていれば薔薇は枯れることはないと思われます。薔薇が初心者向けの植物ではないと言われるのはこうした管理が細かい植物だからなのかもしれませんが、管理がきちんとできれば誰にでも育てられる植物なのかもしれません。皆さんも薔薇の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。