皆さんはどうやってパンジーの種を保管していますか?せっかく採取したパンジーの種も、保存方法を間違うと種に悪影響を及ぼします。
種の保存方法は採取してすぐ行う作業なので種をダメにしないためにも今回はパンジーの種の正しい保存方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
パンジーの種を上手く保存しよう
パンジーの種を上手く保存する方法に乾燥が関係しています。カラッカラに乾燥した日に収穫した種はそのままビニール袋に入れて保管しても大丈夫かもしれませんが、前日に雨が降っていたり地面やパンジーの周りが濡れていたりした種は乾燥しきっていません。
もしそのまま種をビニール袋に入れてしまうと種にカビが生えてしまうことがあります。カビをはやさないためにもまずは十分に乾燥させる必要があります。
採取した種はまず封筒に入れて乾燥させます。室内の涼しい場所で1週間から10日間十分に乾燥させます。
この時、室温が30度以上になることがないように注意しなくてはいけません。パンジーが暑さに弱いことから、同じくパンジーの種も高い気温に弱く、暑い場所に置いておくと発芽率が低くなったり、全く発芽しない原因にもなるので気を付けましょう。
十分に乾燥させたあとは、ビニール袋へ入れます。さらにタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保管します。
何故、種を冷蔵庫に入れるのかというと、種に冬を感じさせるためなのです。こうすることで、種を蒔いた後の発芽率が高くなったり、発芽が揃いやすいといった効果があります。
これは市販のパンジーの種にも共通しているので、パンジーの種を購入した場合もすぐに冷蔵庫に入れて保管するようにしましょう。
まとめ
パンジーの種は正しい方法で保存する必要があります。特にしっかり乾燥させることと、乾燥の時に気温が高くならないように気を付けることがポイントです。
そしてしっかり冷蔵庫で冬を感じた種はまた新たに可愛らしい芽を出してくれることでしょう。発芽が確認できれば種の保存方法は正しかったと言えます。
この記事を通してパンジーを種から初めて育てる方のお役に立てることができれば幸いです。