室内で鉢植えを楽しむ際に一番厄介なのが害虫です。
本来、室内にはないはずの土を持ち込むことで土に寄生する虫が発生したり、鉢植えの植物を台無しにしたりします。
どんな虫がいるのでしょうか。予防することはできるのでしょうか。
アンスリウムの土に発生する虫とは
まずコバエがあります。
湿った土が好きで梅雨の時期に多く発生します。1週間ほどで成虫になるので、一度発生するとなかなか根絶できません。
対処法はコバエを掃除機で吸い取り、成虫をなくすことで産卵させなくします。
土にある卵や幼虫は鉢ごと水につけ、浮いてきた虫を救い取って捨てます。
あるいは表面に産卵するので表面の土を取り除き赤玉土を敷いておきます。
土に発生する虫としてアリもいます。
外部から入ってくる可能性が大いにあるのですが、土についてきたかもしれません。
土の中に巣を作っているのなら、薬剤で駆除する方が簡単でしょう。
アンスリウムの土に発生した害虫に効く薬剤
ダントツ水溶剤という薬剤が一番手軽でしょう。あとはコバエジェットやオルトラン粒剤です。
アリの場合ですと、アリの巣コロリジェルなどがあります。
薬剤も必要ではありますが、原因としては土がいつも湿っているという状態があります。
アンスリウムは乾き気味の土を好むので害虫を発生させないためにも、アンスリウムの好む環境を作るためにも、水はやり過ぎないようにしましょう。
アンスリウムの土以外にも発生する害虫は?
土が原因ではなく発生する害虫も多々あります。
アリマキやカイガラムシなどがそうです。
どこからやって来るのか不明なのですが、見つけたら駆除しかありません。
鉢植えの数がすくなければ手作業で駆除できます。
鉢の数が多ければ薬剤をもって退治するしかありません。
原因を取り除くのも無理な害虫がいるので、無理のない薬剤を使って駆除しましょう。
【まとめ】
室内で楽しむ鉢植えでは土に付く害虫が一番厄介ですね。
乾燥気味を好むアンスリウムではありますが、水やりは大切です。その水のある時を狙って発生する虫たち。
きれいな環境を作って、アンスリウムを楽しんでください。