初めて鉢植えを育てる時はどんな風に管理すればいいのは皆目分からず、結局枯らしてしまった、という経験はよくあると思います。
アンスリウムは案外丈夫な草花です。
育て方が分からずうろうろしていても、花が咲かなくても葉っぱは元気ということがあると思います。
そんな株でも大きくなって植え替えする時、ちょっと気を配れば来年は花が咲いてくれるかもしれません。
頑張って花を咲かせてみましょう。
アンスリウムの植え替えと土の配合
初めての植え替えは市販のアンスリウム専用の配合された土を使うのもいいでしょう。
根は乾燥を好む植物なので、水はけのいいものがいいのです。
専用培養土はその点に配慮して作られています。
お店にアンスリウム用の土が無かった場合はどうすればいいでしょうか。
観葉植物用の土だとアンスリウムには少し水はけが足りないかもしれません。
そんな時は、観葉植物用の土に鹿沼土を混ぜたり、パーライトやピートモスと鹿沼土を同配率で混ぜた土がいいようです。
パーライトは白い石ころのような土です。
火山岩や珪藻土を原料にして焼いて作られています。多孔質なので軽く通気性があります。
乾燥を好むアンスリウムにはいい土ですね。
ピートモスは水気の多い所で育った植物を砕いて乾燥させた、これも加工の土です。
パーライトとは違って、保水性がよい土です。
これらをうまく配合して乾燥気味の土を作ります。
アンスリウムに適した土のおすすめは?
多湿を好むが、根は着生植物なので乾かし気味にする、というなんとも厄介なアンスリウムですが、色々な加工土を使ってアンスリウムの好む土を作ります。
おすすめは初心者なら専用の培養土ですが、育てる環境によっても違ってくるので自分なりに研究するのが一番ですね。
配合率などを気にするなら、パーライトやピートモスと鹿沼土を同配率で混ぜた土を使ってみて、もっと水はけをよくしたいと思えば、パーライトを多くしたりします。
【まとめ】
この頃では100均でも園芸土を扱っていて、小さな5号鉢(直径15㎝)の鉢でも過不足なく土を購入できるようになりました。
専用土がもう少しこんな風だったらな、と思った時は100均を利用するのもいいかと思います。
工夫してアンスリウムを楽しんでください。