チューリップを家庭で育てたいという方は多いと思います。色鮮やかでかわいらしいチューリップは、見ていてとても和みますよね。お庭に元気なチューリップを咲かせるためにはまず土づくりから拘るのが大切です。この記事では、チューリップの好む土の作り方についてご案内いたします。
【チューリップ用の土の作り方は?】
チューリップは、アルカリ性の土を好む性質があります。通常の植物は弱酸性の土を好みますので、間違えないよう注意しましょう。他の植物に使った土をチューリップに代用すると、チューリップに向いていない酸性度になっている場合があります。
チューリップが好むアルカリ性にするには、苦土石灰を混ぜていく必要があります。
土を馴染ませるために、植え付ける10日ほどまえから作っておくとよいでしょう。
アルカリ性の土を作るには、通常の園芸用の土に、苦土石灰を入れて混ぜるとよいです。およそ1平方メートルあたり200gほどの苦土石灰が必要になります。苦土石灰の効果で土壌の消毒と酸性度の調節ができますので、チューリップ向きの土にすることができます。
もちろん、市販のチューリップ用の土を購入して使ってみるのも良いでしょう。その場合、内容成分などをよく読んで、自分が欲しいと思っている効能のある土を混ぜるなどして成分を調整すると、よりよい土にすることができます。
チューリップの置き場所には、日当たりがよく、風通しのよい場所を選びます。適度な寒さも必要ですので、植える時期も間違えないようにしましょう。
チューリップは、一度植え付けて定着すれば、特別な管理は必要なく、比較的育てやすいと言われています。土の表面が乾いてきたらたっぷりを水を挙げましょう。チューリップは、冬の寒さにあたることによって花芽ができる植物です。春に咲くイメージがありますが、咲くのは春でも寒さを経験しないと咲かないので、間違えて春に植えないように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はチューリップの土づくりについてご紹介いたしました。
チューリップの土は、他の植物とは違いアルカリ性のものが好まれますので、他の土を代用して、誤って酸性のものを使用しないように気をつけましょう。