チューリップを育てている人は、次の年もまたチューリップを植えたいとお考えになると思います。リュ―リップの土って、次の年もまた使いまわせるのでしょうか？
調べたことをまとめてみましたので、参考にしてください。
【チューリップの土って再利用できる？】
チューリップを育て終わった土ですが、次に他の植物を植えたり、新たにチューリップを植えることはできるのでしょうか？
実は、チューリップの土は、チューリップを育てたら次は別の植物を育てるといいと言われています。理由は、球根の植物を育てた後の土には、球根を好むウィルスなどが潜んでいるので、チューリップを育てると、チューリップに影響のあるウィルスが、新しいチューリップに病気をもたらしてしまう恐れがあるからです。
チューリップを育てた後の土で、別の植物を植えるために再利用する場合は、新しい土を混ぜて栄養を補給する必要があります。赤玉土や腐葉土、石灰を少々混ぜて、しばらく置いておき、成熟させてから使うのがよいです。
古い土が混ざっているので栄養面が心配ですので、新たな植物のために肥料を加えてあげるとよいでしょう。
ちなみに、チューリップはアルカリ性の土を好みますので、もしチューリップの土を使いまわす場合、新しい土を混ぜても、その土がアルカリ性に傾いている場合がありますので、弱酸性を好む植物を新たに育てる場合は注意してください。
また、古い土を再利用する場合、混ざり込んでいるゴミや雑草を取り除くことや、よく乾燥させることは必須です。湿っていると、ばい菌が繁殖してしまう恐れがあります。
また、古い土は栄養が不足している恐れがありますので、資材を混ぜ込んだり、肥料や活力剤を与えたりなどして、栄養を補ってあげるとよいでしょう。
土は、大量に捨てるとなると大変ですので、出来る限り再利用するのをオススメします。
まとめ
いかがでしたか？今回はチューリップの土の再利用についてご紹介いたしました。チューリップを植えた土なら、チューリップを続けて育てればよいと考えたくなりますが、実際はあまり推奨されていないようです。土を再利用する場合は、新しい土を混ぜ込み、新たな植物が充分育てるように気を遣ってあげましょう。
