冬に咲くオキザリスは、さみしくなった冬の庭に色を添えてくれる貴重な花です。栽培しやすいということもあり人気のある花です。最近では品種改良によって花色も多く種類も豊富です。中でも「桃の輝き」は名前に特徴があり、花色もきれいなことから人気のある種類です。こちらでは「桃の輝き」についてご紹介します。
オキザリスの桃の輝きの花期と他の種類との比較は?
「桃の輝き」と聞くだけでは、花の名前とは思えませんが、オキザリスの種類のひとつです。花径は2cmから3cmくらいとあまり大きくなく、草丈もそれ程高くはありませんが、濃いピンクの花が沢山咲きますので、鉢植えでも花壇でもお庭の主役になれます。
「桃の輝き」は他のオキザリスの種類と比較しても、栽培方法や栽培環境に大きな差はなく、耐寒性があり、乾燥に強い花です。もちろん病害虫にも強いため、他のオキザリスと同じようにガーデニング初心者にも育てやすい種類の花です。栽培するにあたってはやはり湿度に弱いため水の与えすぎは禁物です。土が乾いたらたっぷり与える程度で、春から夏には葉や茎は枯れてしまいますので、水やりは必要ありません。少し気温が下がる秋口から発芽してきますので、水やりはそのときからで問題ありません。花期が終わり葉や茎が枯れたのなら、霜の当たらない場所に移動するか、無理なら球根を掘り起こして網にいれ、日陰につるして置いて冬越しをさせても良いでしょう。
「桃の輝き」に似ていることでよく間違われるのが、「オキザリス・オマー」です。こちらも濃いピンクで花径も同じくらいで、わずかに桃の輝きの方がピンクが濃いようですが、絶対とはいえません。ただ、「桃の輝き」の花期は12月から3月頃になりますが、「オキザリス・オマー」は少し早めに開花を迎え、「桃の輝き」よりも花期が長く持ちます。
【まとめ】
「桃の輝き」は、
・花径約2cmから3cm
・濃いピンク
・沢山の花をこんもりと咲かせる
・花期は12月から3月頃
・良く似ている花にオキザリス・オマーがある
・栽培は他の花と同じで初心者にも容易
濃いピンクがかわいらしい「桃の輝き」は他のオキザリスの種類と比較しても、繁殖力にも栽培方法にも差はなく、育て易い種類です。色も鮮やかなので是非、栽培してみてはいかがでしょうか。