オキザリスは土の中で分球し、小さな球根をたくさん作って増えていきます。
今回は球根の育て方や手入れ方法についてお教えします。
オキザリスの球根の育て方
オキザリスは土の中で球根を分球させます。
庭植えの場合は休眠後分球した球根が自然に芽吹いて増えていきますが、鉢植えの場合は一度掘り返して球根を回収しないと分球した球根全てが芽吹いてしまうと鉢がギチギチになってしまいます。
・オキザリスの球根の育て方
日頃のケア…オキザリスは多湿にすると球根が腐ったりカビたりしてしまいます。
普段は水のあげすぎに注意しましょう。大雨の日は軒下に移動できる鉢植えで育てることをおすすめします。
カビや病気に感染している葉や茎があったら球根にいかないように小まめに除去しましょう。
球根の作り方…オキザリスは特別なことをしなくても自然と球根を作ってくれます。
休眠期に入り、カラカラに枯れ、水切りが完了したら掘り返しましょう。
掘り返す際は茎から引っこ抜くのではなく、まずハサミで土の表面に出ている茎を除去し、残った茎の周りの土を除去します。
球根は根に土や小石を絡めるようにして埋まっているので優しく掘り起こします。
球根の周りについている小さな粒が分球した球根です。
品種にもよりますが5～10粒ほど新しい球根は作られます。
掘り返した球根と新たな球根は２～３日乾燥させ、乾いた場所に保存した後休眠期の終わりごろに再度植え付けます。
オキザリスの球根をたくさん作る育て方
・オキザリスの球根をたくさん作る方法
栄養がたくさんある土の方が当然花付きが良くなり、球根もたくさん作られます。
毎年球根を掘り返した後、土を変えてあげると球根もたくさん出来るようになるでしょう。
オキザリスは多湿が苦手なため水はけのよい土を好みます。
酸性の土壌だとうまく育たないので植え付け前に石灰を混ぜて中和をしておきましょう。
庭植えの場合は雨で土が酸性に偏る事もあるので注意が必要です。
土を作る場合は赤玉土6：腐葉土：4の割合でふかふかの土にしてあげます。底に川砂も混ぜましょう。
【まとめ】
・オキザリスは土の中で球根を増やしていきます。
・球根をたくさん作るには日光にたくさん当てる事、球根を病気にさせないように水のあげすぎに注意すること。
・鉢植えの場合は植え替えの際に土を変えてあげましょう。栄養のある土だと球根もたくさんできます。
小さな可愛らしい球根がついていると嬉しくなりますね。
オキザリスはたくましい植物なので植えっぱなしにしても毎年芽吹きはします。
丁寧に手入れをしてあげることで花付きがよくなるので、時間がある場合は掘り返して植え付けという方法をお勧めします。
